こしあん軍、まんじゅう船船内、テッド自室。
――――夜明けと同時刻。

テッド爆睡。
カイカ起床。


「…」

カイカ、朝の日課。
甲板に出て日の出を眺める。(後に船内散歩、特に準備を始めるパムの店の前に立つ。本日最初のまんじゅうをいただく。)
テッド爆睡。



6:00

テッド爆睡。
カイカ、再びテッドの部屋に戻り、ベッドの中に潜り込む。二度寝の体勢。
テッド、再びベッド内の温度が上昇した事で、少々うなされる。

「う〜ん?;」
「くぅ」



9:00

起床。
テッドがカイカを寝ぼけて蹴り落とす、又はカイカがテッドを蹴り落とし目が覚める。両者共に寝相、寝覚め悪し。

「〜〜〜オイ;」
「…、…? おはよう?」
「…ああ;」

(今回は蹴り落とされた側だが、交互に被害が出ているようなものな為、文句の言えないテッド。)




9:30

朝食。
テッド、まんじゅうを主食にしようとするカイカを叱り飛ばし、餌付けしようと寄って来る連中を蹴り飛ばす。

「どさくさに紛れてまんじゅうをお代わりするなッッ!!(怒)」
「…」




10:00

船内散策。
カイカ、キノコの育成、鍛練、釣り…etc
テッドが連れられる時もあれば、連れられない時もある。(2日に1度程度)
この時、何らかの騒動が起き、昼までその処理に追われる。
テッド活躍。

「〜〜〜〜いい加減にしろッッ!!!!」

高確率でソウルイーターの発動。



12:00

昼食。
朝食と変わらず。

「全部食べろ。すぐ食べろ。まんじゅうを離せ…(怒)」
「…(泣)」


昼食後、戦闘準備期間の場合、島に寄港。
夕方まで散策。買い出しを兼ねる。
テッド、以下パーティーメンバー、付き添い。

「何で軍のリーダー(一応)が船員の買い出しを頼まれてるんだよ…(怒)」
「頼まれやすいからじゃない?」
「(後、下心があるヤツが声かけてるんだろうなぁ…)」
「あ!!テッド!またカイカが逸れて変なヤツに変な所連れてかれてる!!;」
「―――知らないヤツに着いていくなって言ってるだろうがッッ!!!!」

弓連射。死なない程度に犯人(変質者)に命中。
カイカ説教。


帰宅後、入浴。
妙に入浴客が増えたのを、浴室からテッドが叩き出す。
一般客も巻き込まれる場合有。
カイカファンと一般人の境は付きがたい様子。

にゃ〜

マグロ(猫)も警備の様子。



7:00

夕食。
朝食、昼食時と変わらず…。

「…(訳:おすそ分け、まんじゅうあげる。)」
「…毎日まんじゅうばっかり食べて飽きないのか?;」

テッド、受け取り。
テッドが怒鳴らない時は平和。


夕食後、テッド自室に引きこもり。
カイカ、読書用の本(絵本、図鑑等)を準備し、後に続く。
尚、テッドの機嫌が悪い場合は締め出される。

「人の部屋の前にたかるな…ッ!(怒)」

テッド、でばがめの類いは容赦なく排除。


………
……




「何を書いているんですか?」
「あ、ポーラ! ちょっとね、タルと一緒にあの2人の観察日記つけてみてさ。」
「何て言うか…保護者日記みたいになったなぁ?」
「いや、これは育児日記なんじゃないか?;」
「あたしは飼育日記かと思っちゃった(笑)」
「大概2人一緒にいるんですね、」

…観察の結果を好き勝手に言い合う元騎士団員ら…

「でも肝心なのはここからだよなぁ…」
「でも覗くのも悪いよね〜;」
「一気に保護者からも育児からも遠ざかるのは確かだな、」
「めくるめく夜の時間、といった感じでしょうか…?」

「「「「さすがにそれは観察出来ないだろう(でしょう)(よね)〜!(笑)」」」」


「……オマエら…いい加減にしろよ…?(怒)」


あっはっは!と笑い合う一同の背後の部屋から、観察されていた主が般若の顔を覗かせていた…。
当然、どうなったかは言うまでもなく、今日もまんじゅう船ではテッドの怒声が響き渡っていた…。

 

 

テッドさんの一日。
…お疲れさまです。(爆)