天魁星3人日常劇(仮)7

 

 

この城には今現在、3人の天魁星がいる。

 

一人、現在の天魁星カナタ。

一人、3年前の天魁星、トランの英雄カイル。

一人、約150年前の天魁星、カイカ。

 

バランスが崩れたような、新たな均衡をとったような、それなりに上手く行っているような…

そんな彼らの日常。

今日も今日とて何かが起こる…。

 

今日の彼らは日常の一コマ。(ショートコント)

 

 

 

カイカさん教育に迫る!

 

とりあえず、問題は知力だろう。

 

「とゆー訳で今日からべんきょーです〜!」

パチパチパチ…と、カイカから小さな拍手が起こる。

…彼が現状を理解しているかは謎だ。

しかし、それを喜んでノッているカナタもカナタだが…。あんまり、精神レベル上は変わらない気もする。

それはそれで問題だが。

「べんきょーなんですよーー!!べんきょー♪って…――――勉強…?」

「?;」

「?」

「――――――何教えればいいんですか?カイルさん〜っ(汗)」

「カナタ…(汗)」

勉強嫌いなんですよ…;と、カナタは理由にならない理由を呟いた。…ちなみに、彼は仕事も嫌いだ。

 

カイルを教師にそろばんから始めるようである…。

 

続く