いたずら sideA

 

 

「明日はどこに行きましょうか!!」

僕はうきうき気分で、明日の予定をカイルさんに尋ねる。

「ん〜〜〜…」

なんか、寝ぼけてるような声が………。

「カイルさん?…って寝てますし。」

予測していたことだから別にいいんですけど…………………………

なんで寝ちゃうんですか〜〜〜〜〜〜!!!!!(←やはりよくないらしい。)

夜はまだまだ長いのにい〜〜〜〜。

「ふふふふ、もう寝込みを襲うしかありません。」

あっ、つい心の声が口に…まあいっか別に聞いてる人いないだろうし。

「ん〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♪」

「む〜?」

ばふっ。

う”うっ、さすが寝ていてもカイルさん!思わず枕とキッスです!!

なんでこんなに守備力高いんだろ?

「え〜い!!こうなったら、実力行使です!!」

てりゃあ〜!!…ここまではよかったんだけどな〜……

 

くるっ

ぼふっ

 

ころころっ

ばすっ

 

すてみの攻撃!!

見切った!!

 

 

……もしかして、本気で嫌われてる?

「わ〜んっっ!!もういいです〜っっっ!!!」

泣き崩れてふて寝しようとした僕の手に、なにやら暖かい物が触れる。そっちを振り向くと…

 

カイルさんっっvvv

 

「んう〜…」

寝ぼけてるのかな!?ラッキー!!!カイルさんが僕の手にすりすりしてくれてるう♪

「えへへへへv」

何か幸せだからまあいっかv

ぎゅうっと腕に力を入れて抱き着く、

 

カイルさんの心臓の音が聞こえる…落ち着くなあ。

いつしか、僕は深い眠りにつきそうになっていた。

 

 

今日は一緒に寝るだけでいいや、うん幸せだしねv

 

 

 

……………………今日は、ねv

 

 

おわる。