読んでから見てねv

 

ある昼下がりの事v

 

「カナター…?」

自室に閉じこもり、何やら作業をしているらしい少年に声をかける。

カナタは『るんるんv』と鼻歌などを歌いつつ、グイグイとナニカを梱包している………機嫌が良さそうに見えるのだが、実はそうでない事は周りに漂う黒いオーらでそれと知れる…………………。

「カナタ?何してるの…?」

「はいv生ゴミの日だから、ちょっと生ゴミを始末してるんです〜〜〜vvv」

「ふーん…?―――!?」

黒い袋を足でしっかりと踏みつけ、ぐるぐると縄を巻き付けている……。が、その袋は動いた……そう、まるで中に生き物が入っているかのように。

「カナタ!それっ…(汗)」

「はい〜?何でもないですーーーvvv」

「いや絶対なんでもあるからっ!!」

焦って辺りを見回すカイルだ、そして目に入ったのは1冊の本………。

タイトルは『幻想水滸伝短編集2』だ。とあるページにしおりが挟まっている。

 

「カイルさんに害為す者って生ゴミですよね〜v昔の事でも、本人が許してたとしても〜〜vvv」

「カナタ………それって…」

「生ゴミですー。」

ふいっと目を逸らしてカナタ、

カイルは自分の予想が外れる事を心から願い、口を開いた。

 

「もしかして……サスケ君………………?」

「昔はそういう名前だったかも知れませんねー。」

 

-間-

 

 

取り敢えず、サスケが助かった事だけは確かだろう……。

後は、カナタがカイルに3日間無視(の刑)されたと言う事だけだろう。

世の中には確かなものは何もないと、本筋には何も関係のない事でオチをつけて終わりましょう。

 

 

〜一部のオチ〜

カイル:こらっ!カナタ!!(怒)ちゃんとそこから出してあげなさい!!

カナタ:絶対やですーーーー!!カイルさんに攻撃するやつぁー敵です!つーか死刑!!

ナナミ:あー、カナタとカイルさんが鬼ごっこしてるーーー!!やっぱり仲が良いわよねっ!!

フリック:そうか……?(今はどう見てもそう見えんが……>汗)