■SS劇場(?)■

『拝啓 僕達、結婚しましたvvvvv』

                −カナタ

●シード編●

「シードさん、郵便で〜す」

「あっ ルカ様?!宅急便の宅配してたんじゃぁ…」

「フハハハハハハハハ!!!!!!!! 上司が気に入らんので首を刎ねてやったわ!!!! 無論、首になりコネで公務員になったのだ!!!!!!!!!」

「……………………………」

「おおっと、これから義弟と遊ぶ約束をしているのでな!!!!」

「………。まぁいいか、ジョウイがどうなろうと俺の知ったこっちゃないし…。 へぇ〜、あいつらもやっとゴールインかぁ… 何々、『シードさんクルガンさん、今度僕達の新しい住処に遊びに来て下さい♪』かカナタがカイルの承諾なしで無理やり…て感じだな、こりゃ…」

「何か言いましたか〜シードさんv?」

「っっっっっっっ!!!!!」

振り向くと、天使の顔した子悪魔的性格の新同盟軍リーダーカナタがいた。

「あはははは。そんなに驚く事ないじゃないですかぁ。僕達これから隣人同士になるんですからvvv」

「え…?隣人……???」

「ごめんなさい、シードさん。 カナタがどうしても新居はクルガンさんの隣がいいって駄 々こねるから…」

―――――この日からカナタ&クルガンの結託がますます強くな一方、カイル&シードの家出数が増えたという…

●ヒックスvテンガアール編●

「テンガアール、手紙が来てたよ」

「ボクに???アー―――――――!!!!!!!!!何だよコレ――――?????!カイルとカナタが結婚したって―――――――――――!!!!!!!」

「テンガアール…そんなに大声出さなくっても…」

「だってだって、結婚だよ!!!!! 何で、ボク達より先に結婚するのさ!!!?? おかしいよ!!!!!!」

「………………」

「ボク達もこうしちゃいられないよ!!!!! ヒックス!!!! これからカイルとカナタ(+クルガンさんとシードさん)の所にいくよ!!!! キミを一人前の戦士にしてもらうためにね!!」

「ええぇっ???!だってカイルさんとカナタさんは剣は扱えないよ???? それに戦うのってすきじゃないし……」

「何いってんのさ!!!!キミがそんなんだからいつ迄経っても村にもどれないんだよ?! それにカイルとカナタの所には遊びに行くの!!! 剣の手ほどきには、隣人のクルガンさんとシードさんにお願いするんだよ♪」

「クルガンさんとシードさんって、ハイランド王国の将軍なんじゃぁ… 怖いよ〜…行きたくないよ、テンガアール……」

「ほらほら行くよ〜!!」

「嫌だ――――!!!(=△=;)」

ずるずる引きづられながら、目的地に行った…