貯金箱
「100のお題!最初のお題は貯金箱ですーーーvもーどうしろっつーんでしょうかね〜?まあ、とりあえず、お金を貯めてみましょうか!」
「………(汗)」
ぶつくさ文句を言いながらも、カナタは(お決まりな)ぶたさん型貯金箱に持っていたお金を投入してゆく…。某皇子が見れば、まっさきに破壊されてしまうかも知れない。
そして、入れている最中に、ふと何かを思い付いたのか、カナタは表情をパッと変えた。
「でも、目標を持ってお金を貯めるのはいい事ですよね!」
「?うん…」
何かはわからないが、一応頷くカイルだ。
「その目標の為に、毎日手に入れたポッチの3分の1を貯金しますよ〜♪」
「?」
目標?
なんだか疑問を感じたカイルだった。
「……目標って?」
「ずばり結婚資金ですv」
………。
「貯まったら即結婚なんですよ〜v式代と、新婚旅行代と、新居代〜♪」
「(貯まりませんように貯まりませんように貯まりませんように…;)」
好きか嫌いか、そういう問題は、結婚とはまた別の問題である…。
しかし、断りきれる自信もない為に、ただひたすら祈り続けるカイルだった…。
しかし。
そう簡単には貯まるまいと思われた、莫大な費用だったが、幻水2のお金の収拾率を舐めてはいけなかった…。
3日後、貯金箱を満タンにさせたカナタに、結婚を迫られたカイルが、逃げまどうはめになったのだった…。
それでどうなったのかと言う事は、誰も窺い知る事は出来ない…。