コーヒー
ゴリッ…!ゴリゴリゴリゴリゴキッ!
「………。」
物凄い音を立てながら、コーヒー豆が挽かれてゆく。
「なんか楽しいんですよね〜♪これ☆」
そう、ゴギギギッギィ…!と音を立てているのは、手でコーヒーの豆をすりつぶせる道具であり、カナタはコーヒーを入れる所だったりする。どこぞで習って来たのか、少しコーヒーを作るのにはまっているらしいのだ、この少年。
それはいい、
カイルは思った。
「…………(汗)」
そろそろ全て挽き終わるのか、コーヒーの香しい匂いが辺りに満ちていた。
別にコーヒーがキライな訳ではない…
―――――苦いのが苦手なだけで、
「…………………(汗)」
少し落ち込むカイルだ。
飲もうと思えば涼しい顔で飲めるのだろうが、相手の望むような楽しいお茶会vという物ができるかどうかわからないのだ。
砂糖とミルクをどれくらい言われれば丁度いい甘さになるのだろうか?とカイルは考えていたが、しかし…
「仕上げにホッとミルクをどば〜っと入れます〜♪」
「あ。」
コーヒーはあっという間にコーヒー牛乳になってしまった…。
「カイルさん、苦いのキライですからねvどうぞです♪」
「…ありがと(///)」
頬を染めて暖かいゆげを立てているコップを受け取るカイルだった…。
たまにはほのぼのな日もある。
END