汚れ

 

 

ゴシゴシゴシ…ッ!

磨きに磨きを重ねている音だ。

 

「徹底的に掃除しますよ〜☆」

「うん、」

今日はこの2人仲良く大掃除の最中らしい。

仕事は一体どうしているのか?という所は謎であるが、この隣の夫婦らは共働きである。だから、あいつも一緒にいるのだろう。(………?)

まあ、ともかく掃除をしているのだ。

壁の向こうから喧嘩をして、大暴れをしているシード奥さんの声が聞こえるが何のその。(カイルは気にしているが、)

「掃除〜掃除〜♪僕お風呂場やってきますねー☆」

「じゃあ窓の方を…」

 

きゅっきゅっきゅっきゅ、

どがしゃ〜ん。ガシャーン!

 

「あー!;シャワーが暴走ですー!(汗)」

「カナタ?;」

 

バシャーっ!!

 

…まあ、途中なんのかのとありながらも、(大?)掃除は終了する。

「ふ〜vばっちりですねー♪」

「そうだね…、」

部屋の隅も丸く掃いていない、完璧な出来映えだ。

「じゃあ僕の掃除したお風呂に入って、身体の汚れを落としたら終了ですねー!」

「うん、」

ぽん、と着替えを手渡され、カイルはそれを受け取った。(うさぎ柄のパジャマだったりするが、もはやノーコメントだ。)

そして、そのまま風呂場へと行こうと…

「………?」

「どうかしましたか〜?」

にこにことカナタも、着替えを持ってついて来る。

(えっと…)

カイルは考えた。

 

お風呂…?

夫婦だから…?

一緒に入っても…??

???

 

「さあー!今日一日の疲れを落とすんですー♪」

「あ、うん…」

 

結論。まあいっか、

 

今日も平和な2人だった…。(シードさんの所も、)