宝石
「宝石でも発掘に行きましょーか♪」
唐突にカナタがそんな事を言い出した。
なんとなく、目的のあるお出かけとデートをしたいらしい…。ちなみに、昨日はハイキング、その前、雪見、野菜採り、魚釣り、ピクニック、etc…、と色々遊んでいる。(ほぼ毎日…)
まあそんな訳で、今日は宝石探しらしい。
「モンスター倒して宝石と魔石をGETです!そして、仲魔にするんですー!」
「カナタ…;それ、別のゲーム…(汗)」
海月でなく、野依さんのはまっているゲームだ。
「石〜石〜石〜は…多分岩山ですね!山中にクリスタルはあるらしいですけど!」
「う…ん?(汗)」
やみくもに探しに行けば見つかると言う物ではない。
更には、道具はスコップとバケツである。それで岩を砕こうというのだから凄い所だ。
ザクザクザクザク…
「お〜化石が出ますねー。」
「三葉虫?;」
「後は犬の埋めた骨とか、考古学者の埋めた発掘物とかを見つけるだけですね!」
「それも違うから…;」
「最終的にはシンダルの遺跡を発見しますよー!」
「………(どれだけ掘るんだろ…?>汗)」
とかなんとか脱線しつつも、多少の戦利品を得て、今日の遊びは終了となった。無論、シンダルの遺跡は見つからなかった。
「♪♪♪〜」
「………」←ちょっと楽しいらしい。
色が綺麗だと判断した、宝石と言うより功績と言える石を楽しそうに桶の中で洗っている。ちなみに、カイルはその洗い終わった石を布で拭いている所だ。
「後で色々加工して遊びましょー♪あ、これ」
「?」
「フローライト、ホタル石ですよ」
不純物が多く混ざり、それでも薄ぼやけた緑色がキレイに見える石を見て、少年は声をあげる。
「燃やすと綺麗らしいですよ、」
「へぇ〜…」
興味のこもった声を聞き、カナタはにこ〜と笑った。
「夜になったら燃やしましょうね!」
「うん、」
「きれいなんでしょうけど、…カイルさんには負けますよ!きっとv」
「……………………カナタ、それ恥ずかしい…;(困惑///)」
「え?」
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