鎖
前回からの続き。
首輪と鎖をもって来たカナタ。「これを付けて下さい!」 そう言った少年に、カイルの怒りは炸裂した。「ならば最終手段!僕が付けましょう!」そんなこんなな前回だ!
「……続いてる…(泣)」
「………(泣)」
半分泣きそうな表情でカイルは歩いていた。
手には鎖。
鎖の先には少年。
少年はカナタ。
カナタは現在、犬。(のつもり、)
さすがに、犬耳と犬しっぽでは色々と規制に引っ掛かるのか(?)、犬の着ぐるみになっている。
「………(涙)」
「あははははー♪いい天気ですねーvえーっと、わん。」
犬役の方はまったく気にしていない。と言うか、付け足しのように犬語まで喋っている。
もはや、カイルはなく直前まで行っていた…。
「カナタ…今度は何の遊びなんだ?それ(汗)」
「ペットごっこです♪」
満ち行く人々に尋ねられ、視線を注がれても何のその…。
さすがに、堪え切れずにカイルは足を止めた。丁度人気もないので安心だ。
「カナタ…なんでこんな事…(泣)」
「なんか色々と事情がある感じなんです!ええ!ネタとかお題とかマンネリとかの都合で!――――っていうか、最大の問題としては、僕とカイルさんの立場が交代したらとてつもなくヤバい事になるからです!」
そんな訳で想像してみよう。
犬耳、犬しっぽを付けたカイルさん。
そして、その細い首には首輪と鎖がつけられている。
大勢の人の前をその格好で散歩…。
『カナタ…なんでこんな事…』
涙目で言われては―――――――間違いなく裏行きになる。
というか、サイトの主旨と傾向さえ変わってしまいそうだ。
「わかってくれましたか!?」
「う、ん…?(汗)」←押し切られ
「じゃあ散歩を続けましょうか!」
「!?(泣)」
ちなみに、カナタ少年、この事を盾にして、夜自室内では立場を代わってもらおうと考えていた。
サイトの主旨が変わってしまった、そんな昼下がり…(謎)