肩こり

 

 

「カイルさんv肩こってませんか?」

「え?別に…」

「こってますよねっ!」

「………(汗)」

「肩こりにはお灸なんですーーーっ♪!!」

「………うん(汗)」

押し負けたと言うか、流されたと言うか、いつもの事と言うか…

カナタの下心の勝利である。

 

「………(肩こってないのに、お灸しても大丈夫なのかな…?)」

「バッチリお灸の練習したから安心してくださいねーv」

嬉しそうにベットの上に横たわっているカイルの背中に、触っているカナタだ。(おそらくと言わずに、確実これが狙いだろう…)

「着火です〜♪」

お灸に火を付けられ、カイルの背中に熱い感覚が伝わる。

「っ……」

慣れない感覚に、思わず息を飲むカイルだったが―――…

「…カイルさんカイルさん♪」

「?;」

「なんか、軽SMみたいですね☆」

「Σ!?;」

 

 

 

…お灸を山盛り頭に積まれたカナタの姿が、目撃されたとかされなかったとか。