smile

 

 

カナタ少年。彼はいつでも笑っている。

そう…

 

「あはははははは〜♪遅刻者は火炙りです〜♪(嘘)」

「ヒーーーッ!!;」

 

笑う場面ではないだろうと言う、時にも。

そのアンバランス(というかなんというか)な恐怖に、同盟軍兵士らは『小悪魔の笑い』(だとかなんとか)と言って恐れられている…。(らしい)

 

 

「いや、あれはまだマシな方だろ…;」

「と、言いますと?」

何故だか、元解放軍メンバーが集まっていた所に、兵士らが苦情を言いに…というか泣きついて来た所だった。そして、フリックがポツリと漏らした言葉に、兵士の人が訝しげに首を傾げる。

「上には上がいるって事だよなぁ?」

「…まあ、そうだよね」

どこか面白げにジョッキを煽っているビクトールに、渋々相づちを打っているルック。(何故いるかは不明。)

「は??」

意味がわからなかった兵士は、ますます首を傾げるばかりだ、

「僕はやっぱり、カナタさんの方が怖いんですけど…;この間も、ブライトがっ…ブライトにっ…(泣)」

ブライトに何があったのかはわからないが、生きている事は確かだ。

「あ〜フッチはな、アイツの怒った時の笑顔見た事が、あんまりなかっただろうから…」

「『アイツ』?(汗)」

「そう、」

「………」

「カイルだ、」

全員の視線が一点に注がれる…。

 

にっこりと笑ったカイルが、何事か少年に告げ、棍で殴り倒した姿がそこにはあった…。

そして、泣いて縋り付いている(そして去ろうとしているカイルに引きずられた)カナタ。

 

「……た、たしかに…;」

あちらも怖いですね、と頷く兵士。だがしかし、

「いや、まだまだあんな物じゃ…(汗)」

「最近丸くなったな〜アイツ。」

「だからバカがつけあがってるんだけどね、」

「え”?;」

あれ以上?;

 

 

…カイルの過去、それはきっと明かされる日は来ないのだろう。