アフロ

 

 

「………」

「あvカイルさん、おはようございますー♪」

「…うん、おはよ、う…?」

朝、起きると何か違和感を感じた。

しかし、どこが?という訳ではない、

カイルは首を傾げた。

自分の身体に異常はないし、いつもと違った周りの様子もない。起き抜けに見たカナタの笑顔もいつも通 りだ。(何かやらかしている時の笑顔は微妙にわかるらしい。)

…しかし、それでも違和感。

「?」

もそもそと上着を着ながらも、更にカイルは首を傾げる。

「カイルさんv朝ご飯食べに行きましょー♪」

「あ、うん…」

 

―――――何故か、『もさもさ』という単語が頭から離れなかった…。

 

 

「カナターーーーーーーーーーッッ!?!?!?!?」

 

レストランに入るなり、その場にいた全員から驚愕の声が上がった。

カナタの名が上がった為、カイルは自分が驚かれたのではないとわかるが、それ以上の事はわからなかった為、カナタを振り返る。

「そっその頭!頭はどうしたっ!?」

――――――頭?

「あvちょっとイメージチェンジです☆どうです?このアフロ♪」

あ。

なるほど。

カイルにもようやくわかった。

そう、何故か少年の頭はアフロになっていたのだ。しかも、かなりのボリュームだ。まさに、もさもさと、

「…ほんとだ、」

「気付いてなかったのか!?;」

「なんかこー…vボリューム感溢れてて、身長高くなった気がするんですよー…v」

嬉しそうに、ド●フのコントのようになった頭を触っているカナタ…。

 

 

さすがに、一軍のリーダーが、こんな頭になっていては示しがつかないという理由で、ごねるカナタを、カイルを使って納得させた同盟軍メンバーらだった…。

 

 

「…でも、この頭どうしたの?」

「あ、カツラですよ〜♪アフロは意外に髪の量が多くなかったら出来ない髪型ですから☆」