休日

 

 

年がら年中、休日のような雰囲気もあるご家庭のようだが、実はちゃんと仕事もやっているご家庭なカナタとカイル宅。

今日は久々の休日という事で、お出かけをする事になっていた。

2人でのんびり家で過ごすというのも好きなのだろうが、今日は少し外へお出かけする事になった。

お出かけ場所―――――…遊園地、そしてレストランでシャンパン…は酔うので、シャンメリーついには夜景の見えるホテルで朝までランデブー――――…という訳ではなく、

 

「やっぱり公園は気持ちいいですね〜v」

「天気も良かったから…」

近所の公園で、ひなたぼっこ。それに家から作って持ってきたサンドイッチをお昼につまんでいる姿などを見ると、なるほど新婚(…どちらかといえば、学生デートに近いが、)といった感じだ。

「たまにはのんびり外で過ごすのもいいですよね〜v」

「そうだね、」

のほ〜んとした空気…(最近癖になっているような…)

鳥が鳴き、子供は走り、噴水の水音が響く中、2人はただのんびりと、どうでもいいような話題に花を咲かせていた。が、カナタが突然次のような話題を口にしたのだった。

「そろそろいいんじゃないでしょうか…v」

「え?」

「1人目☆」

 

ちーん。(謎効果音)

 

「カイルさんv最初は女の子でも男の子でもどっちでもいいですけど、カイルさん似がいいですねv、でもやっぱり、一姫二太郎という事で、女の子でしょうか?」

「えっと…」

 

カイルは考えた。

産める物なのだろうか?と―――…

常識的に考えると、かなり無茶な話である。

しかし、常識とは何だろう―――???と…

 

――――思えばこの時、カイルは混乱し切っていたのだろう。それ故に…

 

「うん、」

「名前考えないと駄目ですよね〜♪」

頷いてしまった。

 

 

産まれるかどうかはともかく。

本日はとても平和な休日を過ごした2人だった――――…。