――――目が覚めると、辺りはまだ真っ暗だった。
それがまだ夜中な為なのか、窓に引かれた厚いカーテンのせいなのか、翌日の夜になってしまったのか、…僕にはわからなかった。
「………」
枯れ果てた咽を潤す物は辺りにはなく、全身に重い痛みだけがあった。
――――血の匂いがする…
他の匂いも満ちているのだろうが、気付いたのはまずそれだった…
血の匂いは嫌だ…流れる血が見たくなくて、僕の流した血がまた僕を苦しめる…
皮肉な物だった…。
―――――目の前の視界がぼやけ、頬を冷たい物がゆっくりと伝って行くのがわかった。
「起きたんですか?」
「………」
目の前にいるはずの少年が見えなかった。
―――――僕は何が欲しかったのだろう…?
受け渡した身体に与えられる物は、痛みだけでもなかったが、心地よい物ではなくて―――
無表情に、機械的に…向けられる表情も作られた物で、かけられる言葉もなく…
ただ、むさぼるように続く行為
欲しかった物は何だろう…
言葉?言葉が欲しかったのだろうか――――…
深く口付けられる、それを受け入れながら僕は考える…
言葉が欲しかったのだろうか?
覆い被さって来る身体が重かった…
カナタ:裏シーンカットですーーーッ!!
カイル:アウトな気も…;
カナタ:だって撮影なしだったじゃないですかーーっ!(泣)
てか、この話まともに繋がってるのかもはなはだ疑問です!