出兵の準備は着々と進んでいた。トランにもこれまでの関係を破棄する宣言を出している…。
カナタは玉座に腰を下ろして、部屋にいる人物の事を思い起こす。
ようやく身体だけでも手に入れた事に安堵していた。―――手に入れて得た物は、虚しさのみだったが、
「…これはしょうがないですよね…、」
(わかっててやったんですから、)
「は?何かおっしゃいましたか?」
「何でもありません、――で、もうどのくらいの場所まで進軍してますか?」
「使いの者の言葉では、国境を越えた辺りで人を整えているようです、もうじき交戦になるかとも思われますが―――」
「そうですね…そろそろ僕も準備を整えないといけないです」
「もう暫くはその必要もありませんよ、」
約束通りトランまでは―――あの人の『大事な場所』までは攻める事はしない。
―――ただ、それで戦争が止められるかと言えば、答えは『否』
上に乗っている、見えない『王冠』がそれを阻む、
カナタ:短いッ!!
カイル:………(汗)>フォロー出来ない