選択バレンタイン劇場!!
「こっとーしーのぉ〜〜〜♪バレンタインーーーー!!カイルさんからチョコもらえるでしょっうっかーーーーーーーーーー♪」
るんるん♪と幸せそうな顔で何故か舞っている少年…。確か、こんな奇妙な行動をとっていたとしても、この軍のリーダーだったはずだが………?その保証はしかねる。
「――――――はっ!でも、カイルさんからチョコがもらえないかも知れませんッ!!その時はどうすればいいんですかっ!!ああ!そうです!今の内から対策を立てましょうっ!!人質とるとか!怪しい薬作るとか!城全員に催眠術とか!サブなんとか効果 です!!他にはロボトミー手術とか!あ!あと、普通のチョコをカイルさんの手作りチョコに等価交換で変化とか!(←ムリ)」
(いきなり錯乱し)早速作業に取りかからねば!と張り切る少年の背後に独りの人物が立った………
「カナタ…」
「カイルさんv」
カイルと呼ばれた人物は何か諦めたようなつかれた表情で口を開いた…。
「―――――――――あげる、から…チョコ、」
「!?」
驚愕の表情でカナタは瞳を見開いた。
「だから、普通に過ごしててね…(汗)」
「了解ですーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」
その日、城内では前祝い大会(参加者カナタ一人)が開催されたと言う…(やっぱり普通 に過ごしていない)
☆目標☆
カイルさんをうまくカナタ君の所へいざなってあげましょう♪
注意:相手はカナタです。一筋縄では見つける事ができませんので注意しましょう。
「………(汗)」
カイルは呆然と立ち尽くしていた。
バレンタインにチョコを!とカナタにねだられ、一旦自宅へ戻って居たのだが―――――…
「カナタが…いない?(汗)」
手渡す相手がいなくなっていた。
「ああ昨日の夕方頃からね、―――――その時間からあの煩い奇声が聞こえなくなったみたいだから、(怒)」
「………(汗)」
かなり怒っているルック(いつもの事とも言える)を前に、カイルは溜息をついた。
どこをどう探せばいいのかまったく検討がつかないのだ…。
「まあ適当に探してみたら?」
「うん、ありがとう…;」
どうでもよさそうなルックの言葉に、一応礼を言いつつカイルは考えた…。