エイプリールフールSS

 

 

 

「カイルさ〜ん♪」

「――カナタ、今日嘘ついたら…暫く家に帰るから」

笑顔で駆け寄ってきたカナタに、カイルはきっぱりと断言した。

その足元には、既に荷物がまとめられている。

「……………」

「……………」

「…エイプリールフールですか!?」

カイルは黙って首を振った。

「…い、良い天気ですんで、庭でお茶でもしませんか!」

「うん」

 

その日は何故か緊張感が溢れるエイプリールフールになったという…。