エイプリールフールコント。

 

 

取りあえず始まり編。

 

「狼が来たぞ〜〜〜!狼が来たぞ〜〜〜〜〜。」

意味もなくそんな事を叫びながら、少年、カナタが城内を走り回っていた…。

 

そう、本日はエイプリールフール…。

嘘をついてもよい日であった。

 

「狼が来たぞ〜〜〜。」

そんな訳でカナタは、ステテテテテ!と走りながら、いまいち盛り上がりに欠けた声を上げているのだった。

そして、それに対する同盟軍兵士達の反応はと言うと…

 

「あれは…嘘なのか?(汗)」

「じゃ、ないのか?(汗)」

「なんでも、トランの英雄様が嘘の規制をして下さったらしい…。」

兵士Cの言葉に、ああ…と兵士Aと兵士Bは納得した…。

「だからなのか…(あのよくわからない嘘は)」

「じゃあ今日は、何事もなく警備ができるな、」

安堵の息をつく兵士Bだったが…

 

しかし。

 

その考えは甘かった。

 

 

「ぎゃーーーーーーーーーーー!!!!!!!ナナミ料理が来たぞーーーーーーーーー!!!!!!!」

 

 

だばだばと先程駆け抜けて行ったばかりの少年が、カイルを抱えたまま疾走して来たのだった。

「被害にあいたくないヤツは撤退して下さいーーーーーーーーー!!!!!!」

それだけを言い残すと、て〜〜!と物凄い勢いで駆け抜けて行ってしまう。

「またまた〜、カナタ様狼少年ごっこは…」

苦笑しながら、兵士Bはいうが…

 

「僕はそんな下らない嘘はつきませんよーー!もっとひねりを入れます〜〜〜!」

 

遠くからまだ声が響いてきた…。

「いや、確か…狼少年のラストは……ッ!?」

兵士Aが叫んだ瞬間、

 

グベばアッ!!!!!

 

兵士達の視界を謎の粘体が襲った…。

 

 

――――――――――嘘をついてもつかなくとも、大騒ぎな『ぼっちゃんラブ城』であったという…。

 


洒落にならない嘘編。

 

「カイルさんは…実はッ!女の人だったんです!!」

 

ガラガラガラ〜〜〜ッ!!

 

バックに雷を落とす効果まで使って、そんな事をカナタは言い出した…。

しかし、一同は…

「…嘘だろ?(どう考えても)」

速攻でそうツッコムビクトールだ。

「ほんとです。毎日見てる僕が言うんですから。」

「―――――――(ちょっと悩み)風呂に一緒に入った事があるんだが?」

「AAカップなんですよ。」

フリックの質問にもあっさりと少年は真顔で答えている。

 

「「「「……………」」」」

 

 

 

「カナタ?なにしてるの…?」

酒場の入り口で、中を伺うように見ている少年に、カイルは声をかけた。

「あ。カイルさんvいえ、自分のついた嘘の結果を眺めてるんです。つーか、以外に信じますね〜」

酒場に来ているのにも、関わらずに、酒にまったく手を出さぬまま頭を抱えて悩み抜いている同盟軍メンバー達であった…。

 


ネタが尽きたので終わり編。

 

「………………」

なんとなく、嘘をつかなければいけないような気になるカイルだった。

 

「カナタ…」

一応嘘をついておこうと、カイルは目の前で書類仕事をしていた少年に声をかける。

「なんですか?」

「結婚…してもいいよ?」

 

笑って済ませる問題だと思ったのが間違いであった。

 

「わかりました!!今すぐ婚姻届けを!あっ!明日には教会で速攻で式あげれますから!!ちなみに、さっきのはカセットテープに録音してありますし…!あっ!これに指の全部の指紋くださいっ!!」

「カナタッ!カナタっ!!(汗)エイプリールフールっ……!!」

必死になって止めるカイルだったが、少年はまったく聞いちゃいなかったりする…。

 

挙式が決行されたかされてないかは定かではない………

 

エンド。


おまけ。

幻水3なトマヒュ編。

 

トーマス:ヒューゴさん、ヒューゴさん、

ヒューゴ:何?トーマスさん?

トーマス:あの…初めてあった時から、貴方の事キライでした。

 

(間)

 

ヒューゴ:冗談っ…!エイプリールフールだよねっ!エイプリールっ…(半泣き)

トーマス:え?はい、そうですけど…。わかりやすい嘘をつこうと思って…えっと…ダメでしたか……?(汗)

 

 

 

カナタ:絶対本気ですよ…(汗)