ハロウィンSS
「かっカイルさん…ハッピーハロウィンー!と、とりっくおあとりーと…グフゥッ!」
「カナタ!?大丈夫!?;」
特にカイルが何をしたという訳でなく、カナタは吐血しながら床に突っ伏した。
「なっ何か無性にお腹が痛いんです!食べ過ぎましたか!?でもとりっくおあとりーと!」
「(食べ過ぎで吐血!?)何食べたの…?;」
ハロウィンということで、お菓子を大量にもらったのだろうかと思ったが…
「ナナミが張り切ってハロウィンのお菓子試作しまくってたんで、それを大量に食べました…」
「!!!;」
原因はそれだと思っても、カイルは口には出さなかった。
確実に胃の中から物理的にダメージを与えている。
「カイルさんっ…トリックオアトリート…!」
「カナタ…いいから、医務室行こうか…;」
諦めずハロウィンを主張する少年を宥め、カイルは医務室へ引きずって行った。
今回のハロウィン、残念ながら不参加。
しかし…
「カイルさん!桃を!桃を剥いて下さい!」
「食べても大丈夫…?;」
割とラッキーではあった。