今日は楽しいハロウィン♪
「悪ィ子はいねぇかーーーーーーっ!?」
「………」
子供が見たら思いっきり泣くであろう、北の方の伝統行事の扮装をした少年を、どうするべきかとカイルは思いっきり悩んだ。
1.殴る
2.怒る
3.無視する。
「………」
心優しき(?)カイルさんは、いつも通り2番を選んであげた。
「えーだって、間違ってないと思ったんですよー。お化けの祭りなんですからー」
「………(汗)」
北の方の方々に謝れ。ナマハゲはお化けじゃない。
「じゃあ仕方ありません、秋の時に使った獅子舞の獅子を…」
「それも違うからっ!!;」
「ええっ!?獅子舞は漢のロマン!漢の祭りですよっ!?」
「今日は子供の祭りだからっ!(汗)」
「インパクトのある衣装を着ないと、他の漢仲間(2主君)に申し訳が立ちませんーーーーっっ!!!」
「止めてーーーーっっ!!(泣)」
カイルの泣く程の説得により、カナタは黒マントとドクロのお面(一分間で作成)を頭につけるだけで終わった。
カイルは見事、子供達の心にトラウマをつける事を防いだのだった…。
ちなみに、カイルは頭に兎耳をつけさせられている。(本当はアリスの扮装をさせられかけたのだが、抵抗によりうさ耳だけで妥協させられたのだ。何故うさ耳かは不明。)
城中に、カボチャのランプが吊るされ、子供達がお菓子を貰いに走り回っている。
カナタとカイルも、お菓子を渡したり、貰ったり、奪ったり(カナタがわざわざ悪戯をして強奪。被害者は言わずとも知れる………)と、楽しくハロウィンを過ごしていた。
「そういえばカイルさんv今日はメインイベントがあるんですよvvv」
「?、何?」
「カボチャの煮込みを皆で食べるんですv」
ずれてる。
ハロウィンからずれている上に、なんか良く考えると地味だ。
「………(汗)」
「え?ダメですか??そんな事もあろうかと思ってカイルさんにして欲しい事があるんですvvv」
「?」
「なんか、水に浮かべたリンゴを口でへたを取って、釣るってゲームらしいです!」
「へ〜」
『んっ…ふ、』
うまくとれなくて、息を荒上げるカイル…。
その唇は水面でキスするように蠢き…。
「ふふふふふふ♪」
「………?(滝汗)」
めくるめく、視●の嵐…。
そんなカナタの野望に気付かずとも、カイルは本能的に身の危険を感じていた…。
まあ、何はともあれ、ハロウィンの夜は更けていったという事だ。(いい加減過ぎ…!;)