わんわんって…一体何をさせる気だ。

テッドはそう悩んでいた。

脳内には微妙に、首輪に犬耳をつけたカイカの図が浮かんでいるが、頭を振ってその光景を振り払っている。

いくらなんでもそれはないだろう。

 

「てっど」

「!」

 

タイミングよく現れたカイカに、テッドはゆっくりと背後を振り返る。そこには―――

「あつい」

「そうきたか…;」

犬の着ぐるみを着たカイカが立っていた。

炎天下の甲板である。…これは暑い。

「、」

「カイカ!?お前一体いつから準備してたっ!!;」

そして暑さに強い筈のカイカも、さすがにバッタリと倒れた。

熱中症には注意しよう!(そういう話ではない)