「扉を壊します!」

「っ(こくっ)」

チャキリと武器を構え、そして――――

 

 

「カナタ!;カイカさんも…なんでこんなところに!?;」

「はっ…ここは!?」

「?」

気が付くと、2人は露店風呂の床に転がっていた。

「ぶ、無事にカイルさんと再会できましたーーー!!」

「…!」

飛び起きて喜ぶ少年の姿に、カイルは困惑するばかりだ。

「1日いなくなったと思ったら、こんなところにいて…;」

「1日!?」

捜索していただろう人々も、口々に安堵の声をあげる。

「何もなくてよかった…;(本拠地的な意味で)」

「丸一昼夜2人でいなくなるなんて…浮気か!?」

「いやカナタ様に限ってそれはない…;」

「それより何か悪いことをしでかしてるんじゃないかと思って、ハラハラしっぱなしだったぜ…;」

「そこー!!変な噂流さないでくださいーーー!!(怒)」

「「「ぎゃーーー!!;」」」

あんまり心配されていなかったようだ。

とりあえず、カナタは浮気疑惑をかけた兵士にトンファーで殴りかかった。

 

 

END

(「神隠しにでもあったのかと思ってた…;」)

(「…無事戻れて良かったです!;」)

(「…(こくり)」)