祝!18周年企画!
更新のないサイトですが、18年目を迎えました!ありがとうございます!いつも拍手パチパチありがとうございます!
※今回の企画は紫月雷乃(HP)さんにご協力頂き、紫月さん宅の主坊さんと一緒にクトゥルフ神話TRPGを行い、それをネタにした企画です。
カナタ「一応なりともおめでとうですよー!」
カイル「おめでとうございます」
カナタ「じゃあとりあえず!僕らがキャラクターシートの紹介をしますね!ざざっと4人分ですよ!」
<探索者紹介>
カナタ:探偵
STR13 DEX7 INT9 CON13 APP9 POW16 SIZ8 EDU19
SAN82 アイデア45 幸運80 知識95
HP11 MP16
言いくるめ50 回避40 鍵開け51 写真術40 心理学50 追跡24 図書館90
値切り30 法律60 目星90 拳銃70 聞き耳 35
クトゥルフ神話 3
呪文:ツァトゥグアとの接触
持ち物:エイボンの書(英語版)の一部(ツァトゥグアとの接触の呪文のみ)カナタ「探偵です!APP一桁なので、多分探偵業で猫さがしして猫に顔を引っかかれた跡がありますね!!」
カイル:探偵助手(スキル的にはるるぶ2015の執事)
STR10 CON10 POW13 DEX15 APP17 SIZ11 INT10 EDU12
SAN65 アイデア50 幸運65 知識60
HP11 MP13
回避41 応急手当60 聞き耳70 精神分析50 目星50 製作(料理)50
説得60 経理30 心理学50 他の言語(英語)25カナタ「そしてカイルさんは探偵助手です!」
ルレン:絵本作家
STR9 CON8 POW8 DEX9 APP15 SIZ11 INT17 EDU12
SAN40 アイデア85 幸運40 知識60
HP10 MP8回避58 聞き耳55 説得45 キック75 写真術20 制作:絵本75
天文学11 目星75 コンピューター41 博物学40 心理学55
ハズミ:コック
STR8 CON8 POW9 DEX12 APP11 SIZ12 INT12 EDU15
HP10 MP9 SAN45 アイデア60 幸運45 知識75応急手当70 聞き耳50 精神分析41 図書館65 目星60
歴史50 料理75 生物学41 博物学30 回避74 こぶし80
カナタ「お2人はこんな感じです!!」
カイル「…カナタ、ちょっと待って、カナタのキャラクターの持ち物とか呪文とか…!;」
カナタ「いえ、ハズミさんとテストがてら別シナリオで遊んだんですよ。継続探索者ってヤツですね!!そこでGETしてきました!危うくロストしかけましたけどね!SAN値的にはまだ十分戦えます!」
カイル「そうじゃなくて…;」
カナタ「ちなみにカイルさんのキャラクターがロスト(死亡)した場合、僕は狂信者と書いてラスボスにジョブチェンジしますね…!」
カイル(生き残らないと…!;)
カナタ「じゃあなんちゃってクトゥルフ神話TRPG風企画小説ですよー!」
クトゥルフ神話TRPG『屋根裏の怪物(現代舞台改変)』
カナタ探偵事務所。
そう看板が掲げられたその一室で、一つの依頼をやり遂げる為の相談が行われていた。「依頼人の老婦人が旦那さんを亡くされて、息子さんに持家を譲りたいけど、旦那さんがなくなる時にむっちゃ不穏な話をしてたから、調べてきて欲しいそうです!具体的には化け物が出るとかいう話ですが、老婦人も息子さんも半信半疑です!老婦人から渡された遺品と家のカギがこれです!」
堂々と依頼の助力を求めているのは、探偵事務所の主である。
「なんで探偵がコックにそういう依頼持ってくるわけ!?普通逆じゃん!?」
もっともなツッコミだった。
しかし、青年のツッコミをスルーした連れの青年は笑顔でその依頼に頷いた。「わあ、僕でよかったら手伝うよ?」
「ルレンさんカナタに甘くないですか!?(涙)」探偵事務所の主人であるカナタは、顔に傷があるものの――本人曰く、猫の引っかかれた痕らしい――愛嬌のある笑顔で喜んだ。
「ルレンさんありがとうございます! ハズミさんはナイスツッコミですけど、カイルさんと2人で廃墟探索して事故でも起きたら大変じゃないですか!4人いたら、事故が起きても救急車くらいは呼べますしー」
「すみません…;」申し訳なさそうに助手であるカイルが、巻き込まれた2人にお茶とケーキを出す。
その表情に、ハズミもしぶしぶながらも首を縦に振った。「ん〜……カイルさんの身の安全の為なら仕方ない、手伝うけど…」
一息ついた一同は、そこで出されたケーキとお茶に手を伸ばした。「わあ、ありがとうー」「いえ」などと、仲良く会話している2人を見つつ、カナタは依頼の内容を笑い飛ばした。そして、遺品の箱と日記をテーブルの上に並べた。
「今の世の中おばけなんて出ないですってー! …出ないですよね…?なんかこの前、ハズミさんと夢でお化けに襲われたような気がしますけど……まあ夢ですよね!!」
「…そう言えば、具体的には、亡くなった旦那さんの化け物ってどういう…?」
「奥さんも全く知らないらしいですけど、むっちゃ怖がってたらしいですよ!」そんな会話をしり目に、ハズミは箱に手を伸ばした。そして、日記に視線を向ける。
「この日記、カナタもう読んだの?」
「他の仕事片づけてたから、僕もカイルさんもこの仕事はノータッチですね!」全く何も手を付けていなかった依頼だったらしい。
カナタはようやく日記に目を通すことに決めた。「ハズミさんがそれを調べるなら、僕は日記見ますねー」
「…文字数からすると、大体、4時間くらいかかりそうだね」
<ダイスロール>
ハズミ 歴史50
<1D100> 49 = 49成功
ハズミが箱を見てみると、”金で出来た古風なデザインの棺桶型の小さな箱”、その箱の装飾の象形文字は中期王朝時代のエジプトのものだということがわかった。
しかし、ふたの裏に彫り込まれている象形文字はエジプトの象形文字ではない。「……んー?これ、表のやつはエジプトの象形文字だけど……うらのはなんか違うやつみたい。象形文字は象形文字だけど……」
「さすがに象形文字の辞典は家にはないんだけど…何て書いてあるのかな?」
<ダイスロール>
ハズミ エジプト語1
<1D100> 94 = 94失敗
それ以上の事がわからず、一旦ハズミは小箱をテーブルに戻した。
日記の方はカナタとルレンが一緒に読み進めているようだ。
そして、カイルは昼食の支度をするらしく席を立とうとしていたので、ハズミもそれに続く。
メニューなどを簡単に決め、支度をしていたところ…
<ダイスロール>
ハズミ 料理75
<1D100> 57 = 57成功
カイル 料理50
<1D100> 57 = 57失敗
仲良く料理して姿に何を思ったのか、オムレツ皿に盛ってるカイルに、カナタが突然タックルを仕掛けて来た。当然、オムレツの形は崩れた。
「崩れたオムレツはカナタの分な!!お前台所入んなあぶなっかしい!!」
家主を追い出し、なんだかんだで無事に完成した昼食を食べ、片づけ、おやつを作り、それを食べて片づけ…を繰り返したところ、無事にカナタとルレンは日記を読み終えた。
<日記の内容>
・6人グループ「暗黒の兄弟」結成。
集会を開こう・6月
実験をするために、集会用の家を買う。
木のドアや窓に特別な防護の印を刻む。
・皆で実験をするが失敗。
霊的な世界とは何の接触も出来ない。
〜〜〜日常が続く〜〜〜
・2月
友人がエジプトのアーティファクトを手に入れる。
ちょうつがいのふたが付いた金製の小さな棺だ。
中に琥珀の大きな塊が入っていた。琥珀の中に未知の類人猿の様な生き物が閉じ込められているらしい。
『妖蛆の秘密』(De VermiisMysteriis)というラテン語の本に説明があるらしい。
琥珀の中に閉じ込められている生き物は友好的な霊魂を持っていて、霊魂の世界へ案内してくれるそうだ。
・召喚の儀式をしよう。3月中旬の土曜日の夜だ。・われわれは友人の指示に従って儀式を開始した。彼の持っていた『妖蛆の秘密』に従って行ったのだ。
暖炉に火を起こして、床にチョークで適切な記号をつけながら五芒星を描いた。
五芒星形の中央に霊が閉じ込められている琥珀を置き、そのそばに2本のローソクを立てて琥珀を照らすようにした。みんなで輪になって座った。
一握りの粉を暖炉の中へ投げ込んだ。邪悪な臭いのする煙が立ち上がり、焔は小さくなって緑色と茶色にパチパチとくすぶるような感じになった。
友人が本から発音出来るようにメモしてくれたラテン語で詠唱する。
二時間後、儀式は成功してしまった。
もう全てを忘れようと思う。
友人は事故で死んだことにした。
儀式で出てきたのは、不定形でほとんど不可視の化け物だった。
友人があの忌々しい粉<イブン=グハジの粉>をかけたせいで、われわれはあの化け物を見てしまった。
千もの口を持った顔のないあいつの姿を言葉で言い表すことは出来ない。いっときも完全な姿を見せることのない怪物は友人の一人を殺した。
われわれは正気ではいられなくなった。
後になって召喚を行った友人が言うには、召喚の呪文を逆にして唱えれば、怪物をもと来たところへ返すことが出来たらしい。
あの時、間違えて図形の一部を消してしまったせいで、怪物は窓から外へ去って行ってしまった。
友人がいうには召喚の呪文のせいで、怪物は家に従属させられているらしい。
3日後、荷物を取りに戻ると確かに上の方の屋根裏部屋でドンドンと壁や床を叩く音がしていた。家に刻んだ防護の印が効いているらしい。
・友人5名の名前と死んだ日付らしい記載と、依頼人の老夫人の旦那の名前が書かれている。
・あの怪物を追い出す必要な物はあの呪われた家の中に置いてある。
誰かに託すことにしよう。わたしはもう関わりたくない。
<ダイスロール>
1d2のSAN減少及び、クトゥルフ神話技能1%が進呈
カナタ SAN2減少(SAN82→80、クトゥルフ神話3→4)
ルレン SAN1減少(SAN40→39 クトゥルフ神話0→1)
「………………カナタ。結構な案件投げられちゃったんじゃない?」
困った顔でにこっと笑うルレンに、カナタも引きつった顔で答える。
「おっふ…旦那さんがホラー作家だったとかいうオチを期待します…!;」
そして、その表情のまま、カナタは簡単に日記を読んでいない2人にも内容を説明をした。
「かくかくしかじかで、召喚放置した化け物が依頼物件にいる感じがします。」
「とんだ事故物件だなオイ!!」
「……まず、化け物の退散に必要なモノを調べないとね。屋敷に全部あるってことだから……先ずこの防護の印、が分かるといいかな」
「……ルレンさん……なんか手馴れてますね……?」テキパキと予定を組み始めるルレンに、カナタも具体的な日取りを検討しだす。
「報酬ははずみますよ!(はずんでもらいます!) とりあえず、いつ行くかですよねぇ…今から出たら夕方には問題の家にたどり着きますけど、さすがに急すぎますよねぇ…」
日記を読んでから少し顔色の悪い2人に、カイルは心配そうに温かいお茶を入れ直して声をかける。
「2人とも大丈夫…?;」
<ダイスロール>
カイル 精神分析50
<1D100> 93 = 93
<1D100> 35 = 35カナタへ失敗
ルレンへ成功 (SAN39→40)
ルレンは温かいお茶の効果か、顔色が元に戻ったものの、カナタは慰めるカイルにセクハラを働き頭を叩かれた。
とにかく、気を取り直して依頼の打ち合わせが行われた。「僕は今急ぎの仕事は抱えてないから大丈夫ー」
「僕はどっちかっつと早い方がいいー」忙しいコックの言葉に、カナタは頷いてさっさと人手がある間にこの依頼を片づけようと決意を固める。
「じゃあ今から行っちゃいますかー。 明るかろうが暗かろうが怖い物は怖いですし!!;」
「懐中電灯とかある?絶対何本かいるでしょ」
「あとメモとカメラ……はスマホでいいかな。チョークはあったほうがいいかもね?」
「調査用の物があります…確か、チョークも…」カイルがゴソゴソと倉庫を探し、荷物を全部揃えて行く。
「夜食とか飲み物の準備もしておきますねー。」
車の準備も!とカナタが言うと、えっとハズミが顔を引きつらせた。
「えっ……カナタが運転すんの……?」
「カイルさんとドライブしてますよ!」
「……………(汗)」
※ ※ ※
「この辺りですよー」
問題の物件のある町に着いた。
「何か忘れ物はないですか?」
目的地に辿り着く前に、助手席に座っていたカイルが後部座席の2人に向かって声をかける。
ルレンから、聞き込みをしようという提案があった。
<ダイスロール>
ルレン 幸運40
<1D100> 62 = 62失敗
しかし、車の窓から探してもみても、チャラそうな青年しか見当たらない。
問題の物件を知っていそうには見えなかったが、ルレンは車から降りた。助手席からカイルも続いて降りようとしたが、運転席のカナタとバタバタ揉めている。「なんか用?」
「このあたりにお住まいですか?」小さく可愛らしいルレンを異性と間違えたのか、にやけながら声をかける青年が頷くのを見て、ルレンは依頼のあった屋敷についての話を聞いたことがないか尋ねた。
そして、すぐにハズミも車から降りて、ルレンの後ろに回り込んで来る。
グイグイ寄っていた青年は、ハズミが後ろに来たことで、チッと舌打ちして離れた。「ソーだけど?なに、あの幽霊屋敷に用でもあんの?」
「ええ、ちょっと取材してまして。何かご存じでしたら、お話いただけないかな、と」
<ダイスロール>
APP×3
ルレン 45
<1D100> 51 = 51失敗
「しらねーよ」
と言って去っていく青年に、素直にありがとーございましたーと見送ると、何かの捨て台詞を言ったような気がした。
<ダイスロール>
ルレン 聞き耳55
ハズミ 聞き耳50
<1D100> 87 = 87
<1D100> 23 = 23ルレン失敗
ハズミ成功
ハズミの耳には、「ゆくえふめーのおばはんの記事でも書けばー?」と言っているが聞こえた。
屋敷が「幽霊屋敷」と呼ばれていて、関連性があるのかはわからないが行方不明者が一名出ていることがわかったため、車に戻って情報共有を行う。「行方不明者について先に調べた方がいいと思う?」
「んー…どうですかねぇ…ここの町、田舎町だからかもひとつ友好的じゃない感じもしますけど…あくまで、 遺産の家の調査が目的ですけど…………化け物がいるなら、行方不明の人が中にいる可能性も?」とりあえず、行方不明者の情報をネットで検索しようとそれぞれがスマホを取り出す。
<ダイスロール>
図書館1/2、コンピュータ
カナタ 図書館90→45
カイル 図書館25→12
ハズミ 図書館65→32
ルレン コンピュータ41<1D100> 51 = 51
<1D100> 58 = 58
<1D100> 48 = 48
<1D100> 14 = 14ルレンのみ 成功
よほどのローカルニュースだったのか、特に何の情報も得られなかった中、ルレンだけがこの町の女性が一人昨日行方不明になったということを、鳥さんマークの呟きSNSで「ママ友が昨日から戻らないらしくて、警察が聞き込みに来た。ヤバイ。」という記事を発見した。
「関係あるのかないのかまだわかんないですけど、見つけられたらいいですねー」
「…そうだね、」
不穏な空気を感じながらも、一同は問題の事故物件もとい、幽霊屋敷前に到着する。
古い小さな家で、丘の上にぽつんと建っている様子だ。「思ってたより小さいですねぇ…奥さんは多分、土地を息子さんに譲りたいんじゃないでしょーか。」
「ま、そこは僕らが関知するとこじゃないっしょ。さっさと中調べて、何にもいませんでしたって報告すりゃいいんでしょ?」
「何もいない気がしないんですよねぇ…」ごそごそとカギを取り出すカナタ以外は、何者かが家に出入りした痕跡がないかを探す。
<ダイスロール>
カイル 目星50
ルレン 目星75<1D100> 66 = 66
<1D100> 7 = 7カイル 失敗
ルレン 成功
ルレンは誰の出入りもないことを確認すると、ふと出入り口に奇妙な記号が彫り込まれているのを見つけた。
見つけた記号が何なのかと全員でそれを見つめるが…
<ダイスロール>
ハズミ オカルト5
ルレン オカルト5
カナタ オカルト5
カイル オカルト5<1D100> 80 = 80
<1D100> 67 = 67
<1D100> 98 = 98
<1D100> 33 = 33カナタ ファンブル(大失敗)
4人で同じ場所を見つめていたのが悪かったのか、カナタは突然体勢を崩して転がった。
しかも段差があったために、更に転がって藪の中に転がって行った。しかも、その中にはアライグマの死体までもが転がっていた…。「痛ったーーー!!って、ぎゃーー!;なむあみですよ!狸の死体がーーー!!;」
ハズミが眉を寄せながらカナタ君を起こす中、ルレンはアライグマ(狸ではない)の死体を見てうるうると瞳を潤ませる。
「カナタ大丈夫…? …せめて、埋めてあげようか…」
「ありがとうございます…; まあ、土をかけるくらいなら;」埋めるーと言って、ルレンがアライグマを抱え上げると、その胸にかじられた穴が開いているのがわかった。
<ダイスロール>
ルレン 博物学40
<1D100> 81 = 81失敗
アライグマさんの死を悼みながら、4人で素早く埋葬を済ませた。
気を取り直し、屋敷の扉を開くと―――中は非常に汚い様子だった。
埃積もっていて、長いこと誰も中に入っていないようで、雨漏りもあるのか、床も腐りかけてたわんでいて、妙な臭いまでする。「うわあ…足元気を付けてくださいね、事故が一番怖いですね!」
「マスクも必要だったかな?懐中電灯付けるね…?」カナタ、カイル、ルレン―――最後にハズミが中へ足を踏み入れた。
<ダイスロール>
ハズミ 聞き耳50
<1D100> 12 = 12成功
ハズミの耳には床の下からドンドン叩くような音が聞こえた。
「なんか!床下になんか居る!ドンドン叩いてるー!!」
「え!?ホントですか?;地下室があるんじゃないですかね!?」
「この部屋にはないから…奥の部屋かな?行ってみよう…」
「あとー、なぁんか臭います〜……なんか腐ってるかもしれないんで気を付けてくださぁい……」
「…そーっと動きますよー…廃墟探索は幽霊より事故で怪我するらしいですから…」そのまま、そーっと奥の部屋に移動する。
奥の部屋には、大きな暖炉、高い棚、地下へと続いているだろう階段、天井部分に跳ね上げ戸があった。
そして、床には足跡があり、誰かがこの部屋にいただろう新しい形跡がある。
足跡を視線で辿ると、裏口が開けっ放しになっているのが見えた。「防犯ガラガラじゃないですか!!;不法侵入されてます!!」
「……………(汗)」カギの意味とは!?と叫ぶカナタ。
足跡を見てみると、 自分達の足より大きな足跡が残っている、おそらく男性の足跡だ。
行方不明の女性の物ではないことは確かだ。
他に何か手がかりがないかと全員で辺りを見回す。
<ダイスロール>
ハズミ 目星60
ルレン 目星75
カナタ 目星90
カイル 目星50
<1D100> 21 = 21
<1D100> 57 = 57
<1D100> 11 = 11
<1D100> 41 = 41全員成功
そして、全員で仲良く棚の上に葉巻入れの箱と黄色くなった紙の束を発見した。
カナタとルレンで紙の束を確認し、ハズミとカイルは葉巻入れの箱を開けてみた。
古い木製の葉巻入れの箱の中には更に金属の缶が入っていた。開けてみると、中に銀色のベビーパウダーのようなものあ入っている。全く何かわからない。<シークレットダイス>
<1D100> 44 = 44
カナタとルレンの方も紙束を手分けして読んでみると、2人はそれが日記に書いてあった例の呪文だろうとわかった。
最後の紙には五芒星の書き方や、燃やし方…儀式は真夜中に二時間かけてやらなければならない…など、儀式のやり方について注意事項が書いてある。 複数で途切れず詠唱することや、1人は見張りに立たなければならないことや、詠唱が途切れたら翌日にやり直しなど、細々と書かれている。<シークレットダイス>
<1D100> 51 = 51
化け物の退散の方法については把握出来たものの、本当にこの内容が正しいのか…と2人は考えてみた所…
<ダイスロール>
ルレン アイデア85
カナタ アイデア45
<1D100> 75 = 75
<1D100> 96 = 96ルレン 成功
カナタ ファンブル(大失敗)<シークレットダイス>
<1D100> 1 = 1(決定的成功)
ルレンがここ書かれている儀式を行い、呪文を逆読みすればきっと怪物は退散するだろうと納得していると、突然隣のカナタが床にめり込んだ。
「ふんふーん…うわあ!?!?」
足元の床が腐っていたらしく、カナタの片足が床に刺さり、なおかつルレンを巻き込んで転倒した。
すぐ近くで起きた騒動に、ハズミとカイルの視線がそちらに向いた時だ。
突然、この場にいた4人以外の人影が勢いよく物陰から飛び出した。そして、正面入り口から逃走していく。あまりの速さにシルエットしか見えず、男性であろうことしかわからない。「カナタてめぇぇぇぇ!!!」
「大丈夫……!?!?!? だ、誰か今いたような…!?;」殴りに行くハズミに、救助に慌てるカイル。古い屋敷の中はパニックだ。
「僕としたことが…うっかりですよ!!」
「絆創膏で大丈夫かな…;」
<ダイスロール>
カイル 応急手当60
<1D100> 48 = 48成功
足に傷を負ったカナタに絆創膏を貼りつけ、治療は完了した。
治療の間にルレンから、 日記と紙束を見て、このまま夜に延々詠唱二時間すればなんとかなりそう、という話が行われた。「ううーーん…儀式はやぶさかではないんですけど、職質が怖いですね…」
「屋根裏に…まだいるのかな?」
「…一応、最後に一番ヤバイ場所の探索残しましたけど、確認しなきゃですよねぇ…」治療の済んだカナタがこわごわ、はしごを恐らく屋根裏へと続くであろう入り口にかけた。
「…ハズミさん、お先にどうぞ!骨は拾いますね!!僕の今日の運勢では開けた途端に怪物にかじられかねません!!」
「カナタ…;」登ると見せかけて、カナタはハズミに道を譲った。先程擦り傷とはいえ、足を負傷したのだから妥当かと思ったのかハズミは黙ってはしごを登る。
しかし、天井の扉は硬かった。
<STR12の扉との対抗ロール>
ハズミ30
<1D100> 48 = 48失敗
…開かなかった。
「……ほら僕包丁より重いもの持てないし……」
「じゃあ僕が開けますね〜…よいしょー」
<STR対抗ロール>
カナタ55
<1D100> 90 = 90失敗
「…びくともしません!!;」
「錆びてるのかな…?」ハズミに続いてカナタも開けることが出来ず、交代でカイルが梯子に登ろうとする。
<STR対抗ロール>
カイル40
<1D100> 63 = 63失敗
「カイルさん!危ないですよ!どこかの桃姫みたいに怪物に浚われたらどうするんですか!」
しかし、それでも扉は開かない。
カイルと交代するようにルレンも梯子を登る。
<STR対抗ロール>
ルレン35
<1D100> 28 = 28成功
4人で奮闘した結果か、錆びついていたかと思われた硬い扉はついに開けることが出来た。
開いた先は、予想通り屋根裏部屋だ。
<ダイスロール>
ルレン 目星75
<1D100> 76 = 76失敗
屋根裏に光源はなく、目を凝らして見ても、全く何があるのか見えなかった。
ただ、何もルレンの目には映っていないのに関わらず、唸り声と足音が聞こえて来た。
―――怪物の存在を確信していたルレンは、すぐさま身を翻そうとした。
<ダイスロール>
ルレン 回避58+10
<1D100> 82 = 82失敗
しかし、それよりも早く目に見えない怪物がルレンへと迫る。
<ダイスロール>
??? かぎつめ70
<1D100> 88 = 88
失敗
目前まで迫って来た気配は、しかしルレンに当たることはなかった。
激しい風圧を感じ、ルレンは気が付くと梯子から手を離してしまう。
<ダイスロール>
ルレン 跳躍25
<1D100> 79 = 79失敗
落下ダメージ 3
落下し、床に身体を打ち付けたルレンさんの姿。
屋根裏の跳ね戸がバタンと閉まり、その中から聞こえる唸るような喘ぐような音。
見えない怪物からの攻撃、それをまざまざと4人は感じた。
<1/1d3SANチェック>
カナタ SAN80
カイル SAN65
ルレン SAN40
ハズミ SAN45
<1D100> 62 = 62
<1D100> 17 = 17
<1D100> 5 = 5
<1D100> 22 = 22全員成功 SAN減少1
カナタ SAN80→79
カイル SAN65→64
ルレン SAN40→39
ハズミ SAN45→44
すぐさまルレンに駆け寄ったハズミは、急いで応急手当を行う。
<ダイスロール>
ハズミ 応急手当70
<1D100> 20 = 20ハズミ 成功(HP+3回復)
医者以上の的確さで、コックが適切な処置を行った。
全員で「大丈夫ですか!?」とルレンを取り囲み、様子を見ても特に異常は残っていないようだ。「ガチでヤバイ物件でしたねッ…!;さすがに巻き込んだことを後悔してきましたよ!!;」
「外に逃げるのと、ここで儀式?をしてなんとかするのと…どちらの方が安全かな…;」
「これ以上不幸な……あらいぐまを出さない為にも」
「(うん、知ってた)」儀式を行って、怪物を何とかしようとするルレンの意志に、カイルも深く頷きを返す。
「そうですね…アライグマが襲われているなら、狸だって小鳥だって襲われているかもしれませんし…」
「(こんな2人に、行方不明の女の人もヤバイ気がしますとか言うのは憚られます…!)」
※ ※ ※
相談の結果、儀式を深夜に始めるに当たって、3人で詠唱を行い、1人が護衛となると決めた。
15分置きに護衛役を交代することにし、ルレン、ハズミ、カナタ、カイルの順に護衛を務めることになった。
儀式の準備を行い、持ってきた晩御飯を食べたりしている中で、日没が来る。
日が落ちたその時、屋根裏部屋からビューッという音が聞こえて、何かが外へと飛び出していくような音が聞こえた。
その音にパッとルレンが反応し、窓へと飛びついた。
<ダイスロール>
ルレン 目星75
<1D100> 41 = 41
成功
窓の外を、もつれた渦巻きが転がるようにして空中を飛んでいくのが見える。
それが何かはわからないが、明らかに異常な存在だ。
<0/1d3SANチェック>
ルレン SAN39
<1D100> 31 = 31成功
何が見えたとは言わず、ルレンは口をつぐんで儀式の準備を進めた。
※ ※ ※
深夜になり、一同はメモに残された通りの儀式を正しく行い始める。
護衛役がルレンからハズミへと交代して儀式を進めて暫く…
屋根裏で、ドサリという音が聞こえた。
それから、何かが盛んに鼻を鳴らすような音を立てているのが、全員の耳に届いた。
―――あの怪物が、屋根裏に帰って来た。それに気づいた全員に緊張が走る。
<0/1SANチェック>
カナタ SAN79
カイル SAN64
ルレン SAN39
ハズミ SAN44
<1D100> 96 = 96
<1D100> 6 = 6
<1D100> 71 = 71
<1D100> 29 = 29カナタ SAN減少 79→78
ルレン SAN減少 39→38
日記やメモを直接読んでしまった2人は、身に迫り来る恐怖に、ゾクリと背筋を震わせた。
しかし、なんとか詠唱を続ける。
…詠唱を続けていると、すぐに怪物は恐ろしい吠え声を上げ始めた。
その声の合間に、ガサツな声で邪悪な呪いの言葉が吐き散らかされ、古い家は地震でも起こったように揺れ始める。
ガタガタと家具が揺れ、乗っていた物が崩れて落下する。
激しい衝撃が全員の身体に加わった。カナタの口が聞けたならば、「ポルターガイストです!!」と叫んだことだろう。
<1/1d3SANチェック>
ルレン SAN38
ハズミ SAN44
カナタ SAN78
カイル SAN64
<1D100> 63 = 63
<1D100> 24 = 24
<1D100> 35 = 35
<1D100> 90 = 90ルレン 失敗 SAN減少3 38→35
ハズミ 成功 SAN減少1 44→43
カナタ 成功 SAN減少1 78→77
カイル 失敗 SAN減少1 64→63
地震のような衝撃にルレンとカイルが一瞬ビクリと硬直したものの、恐怖に耐えながら、全員は必至で呪文を続けた。
護衛役をハズミからカナタに交代し、カナタがカイルへと交代するまで、その揺れと吠える声は続いている。
休憩すら出来ない恐怖の中、吠える声が止んだと思えば、今度は酷い悪臭が屋根裏から階下へ這うように降りて来る。
悪臭に続くように、天井の隙間からドロリとした臭いヨダレのようなものが染み出てくるのに、気付いた。それは壁を伝って流れてくるようだった。
<ダイスロール>
カナタ 幸運80
カイル 幸運65
ルレン 幸運40
ハズミ 幸運45
<1D100> 84 = 84
<1D100> 62 = 62
<1D100> 52 = 52
<1D100> 92 = 92カイルのみ成功
護衛役として呪文を唱えていなかったカイルには当たらなかったが、他の3人に天井から垂れてきた臭い液体が避ける間もなく当たった。
<1d2のダメージロール>
カナタ HP減少1
ルレン HP減少1
ハズミ HP減少1
当たった液体が、皮膚に火傷を負わせる。
それを見たカイルが、素早く応急セットを取り出し、ルレン、ハズミ、カナタの順で治療を行った。
<ダイスロール>
カイル 応急手当60
<1D100> 4 = 4
<1D100> 5 = 5
<1D100> 14 = 14カイル クリティカル(大成功)
クリティカル(大成功)
成功
3人は痛いと思う間もなく、患部を消毒され、軟膏を付けられた。探偵助手には医療技術も必要なのかと考えさせられる手際の良さだった。
護衛役がカイルから、ルレンへと代わり、詠唱を唱え始めてから1時間が経過する。
怪物の動きがなくなった。
儀式の半分を終え、一同はほっとしながら、詠唱を続けていた。
ルレンが、ハズミと交代し、ハズミがカナタと交代し、幾分気持ちが緩みかけた頃…
<ダイスロール>
カナタ 聞き耳35
カイル 聞き耳70
ルレン 聞き耳55
ハズミ 聞き耳50
<1D100> 50 = 50
<1D100> 63 = 63
<1D100> 3 = 3
<1D100> 20 = 20カナタ 失敗
カイル 成功
ルレン クリティカル(大成功)
ハズミ 成功
護衛兼休憩中であったカナタ以外3人の耳に、外で助けを求めるかすかな声が聞こえた。女性の声のようだ。
ルレンは、その声が行方不明になっている奥さんの声ではないかと思えた。
呪文を詠唱していた3人は、アイコンタクトで全員が声を聞いたことを確認する。…が、どうもカナタには何も聞こえていなかったようだ。慌ててカイルがカナタに目配せをする。「何かありました??」
カイルがジェスチャーで窓を指さすと、ようやくカナタは窓の方へ寄って行った。
ハズミが片手をあげて「僕が見てきます」のジェスチャーを行い、ルレンはそれを見て詠唱を続ける。
詠唱はルレンとカイルで続けてることになった。
カナタとハズミの2人が窓の外を見ると、50m先の草むらの中、誰かが這ってきているのがわかる。
<ダイスロール>
カナタ 目星90
ハズミ 目星60
<1D100> 15 = 15
<1D100> 42 = 42カナタ 成功
ハズミ 成功
2人にはそれが怪我をした中年の女性で、血まみれの顔を上げて叫んでいることがわかった。
「(このタイミングでこうですかぁ〜…見なかった振りはまずいですかねぇ…ハズミさんも見ちゃってますからねー)」
「あの人、行方不明の人じゃね!?助けに行かないと……!僕が行くからカナタは開閉係頼む!」カナタが引きつった顔でハズミを見るが、ハズミは言うが早いかすぐに救助に飛び出した。
頼まれたカナタは、ハズミが出た後にすぐに窓を閉め、いつでも応援に駆け付けられるように窓に張り付く。「大丈夫ですか!?」
懐中電灯を片手に外へ飛び出し、ハズミは倒れた女性に声をかけながら警戒しつつ近づいた。
そして、傍に駆け付けたハズミは気付いた。
―――倒れた彼女の身体が不自然に膨らんでいることに。
そう、それは明らかに生きている人間ではない…。
死んだ人間が腐敗ガスで膨らんでいるようだ…そう感じた。
彼女が立ち上がった瞬間に、それを確信した。
彼女の胸には穴が開いている。
彼女は死んでいる、と。
死んでいるはずの死体が動いていることに気付いたハズミは強烈な恐怖を感じた。
<1/1d6のSANチェック>
ハズミ SAN43
<1D100> 88 = 88失敗 SAN減少4 43→39
叫びだす寸前の恐怖を感じながらも、ハズミは反射的に踵を返した。
走って戻って来るハズミを見て、カナタはすぐに窓を開けて中に引きずり上げる。「どうでした?なんかあの人起き上がってましたけど…」
真っ青な顔で、無言のままぶぶぶぶと手を横に振るハズミ。「ダメなやつ!ダメなやつ」とジャスチャ―だけでも伝わる仕草だった。
そんなハズミの姿に、ルレンはちょっと心配そうに眉を寄せるも、片手を上げてそのまま詠唱を続行した。
カイルも見てはいけないものなのかと思い、メモで視界を塞いで呪文を続ける。
窓の外を確認しようとするカナタを、 ハズミが「お前見るなよ!それと詠唱変われ」と小声で制止し、儀式の輪の中に配置する。そして、自身は窓の外見張る。
窓の外では、先程の死体が金切り声で叫んで壁や窓を叩いているのが見えた。音だけしか聞こえない3人は、絶対にそちらを見ないように窓に背を向けた。
古い屋敷の中、
怪しげな儀式、
屋根裏には怪物、
屋敷の外には動く死体…
頭がおかしくなりそうな空間で、それでも一同は儀式を続けた。
残り5分…
後もう少しで儀式を終えられる―――そんな時にソレは現れた。天井から一筋の煙が出て来て、ねじれながら床に描いた五芒星の真ん中に向かって降りて来る。
五芒星の中で、見えなかったはずの怪物が凝縮されていく。
恐ろしいかぎ爪と、長い触肢のような付属器官がゴシャゴシャと固まっていくのが、全員の目に見えた。
一部分とはいえ、恐ろしい怪物の正体を見てしまう。現実とは思えないこの光景に、4人は目を見開き―――
<1/1d8のSANチェック>
ルレン SAN35
ハズミ SAN39
カナタ SAN77
カイル SAN63
<1D100> 34 = 34
<1D100> 24 = 24
<1D100> 8 = 8
<1D100> 14 = 14
全員 成功(SAN-1)
そして、耐えた。
儀式を何としてでも終わらせ、この怪物を退散させる。
そんな強い意志で、詠唱を最後まで続けることが出来た。メモ通りに儀式を終えると、怪物は泣き叫びながらこの世から追放されていった。
その場には、この世のものではない不潔なしつこい残り香だけが残っていた。
シナリオクリア!!
くたびれ果てた一同は、その場にへたり込み、そして朝が来るのを待って――――警察に通報した。
屋敷の前に、誤魔化しようもない死体があったからだ。
さすがにこれは誤魔化せない。
カナタ自身が依頼を受けた探偵でもあったので、「持ち主に頼まれて、不法に侵入、滞在していた人間がいないか調査していた。誰か居たら怖いので四人で行った」と全員で証言をすれば、警察からは全く疑われることもなかった。
警察は、「なんで死体が家の壁に寄りかかって??」と首を傾げたものの、行方不明になっていた中年女性は、野犬に襲われて死亡したと断定して、特に4人に疑いがかけられることはなかった。
余談ではあるが、家出をしていた青年がSNS上で、「生き延びたからには、オレは絶対真人間になる…!」と宣言していたりもした。…が、それは4人の日常にはなんの影響も与えない。
依頼を終えたカナタはガッツリと依頼料をふんだくり、それを4等分して「命の代償には安いもんですけど!」と全員で分けた。
「今回はありがとうございましたー!また何かあったら依頼手伝ってくださいねーー♪♪」
「2人とも、ありがとうございました…あの、もう今回みたいなことはないと思うので…;」
果たして、探偵としてそのスタンスでいいのか…カナタ探偵事務所は今日も無事に依頼を完遂させた。
<クリア報酬>
1d10+1のSAN値回復
ルレン <1D10> 8 = 8+1 SAN値43
ハズミ <1D10> 5 = 5+1 SAN値44
カナタ <1D10> 6 = 6+1 SAN値83
カイル <1D10> 4 = 4+1 SAN値67
<成長ロール(クリティカル技能)>ルレン 聞き耳 55→58
カイル 応急手当 成長なし