ある日カイルさんに、女体化薬(女体?;)を飲ましてしまったカナタ少年☆

なんかこー女の子になっちゃったカイルさんには、緊張して触れなくなっちゃうカナタ少年でしたが、逆にムラムラを溜め込んじゃう方がヤバかったと言うか何と言うか……女性化したままのカイルさんを押し倒しちゃいました。(身も蓋もない…)

さすがにブチ切れるカイルさん。

そのまま2〜3ヶ月カナタと激闘を続けた結果のある日、

 

………あ。(微妙に心臓に悪い『あ』。)

 

―――出来てしまいました。そんなような話。

 

 

 

「カイルさーーーーーんっっ!!(泣)我が子を!一目我が子をーーーーーーーっっ!!(泣)」

イ・ヤ。(怒)」

ドアの外でどんどこどんどこ出産後の妻を見舞う夫…。両者も、母子ともにとても元気でした。

そして、その辺りの詳しい話は生っぽいのでカットv

 

それでは、子供ネタ。出産後編。子育て編。成長編の三本立てでお送りさせて頂きますv

…なお、このネタ、努力はッ!努力は致しましたがっ!;やはり被ってしまっているかもしれません(泣)

子供ネタを書かれていらっしゃるサイト様方は、どうぞお目溢し下さいませ…;

 


出産後編☆

 

とりあえず、無事に出産も済んだ事なので、カイルも無事元の性別に戻った。薬でそんなに長時間性別 を変えていると、何か副作用が出るかも知れないので、授乳は諦めたのだ。―――まあ、その辺りの事を深く考えると、大変なので省くとして、

とにかく。カイルもこんな事になって怒ってはいたのだが、それはいわゆるマタニティブルーだったのか、今は少し落ち着き、カナタの土下座とプロポーズと出産の喜びに踊っているのを見て、この喧嘩はなんとか示談に持ち込まれた。

そんな訳で、今日から無事に2人は晴れて夫婦(?)となった――――――のだが。

 

「カイルさ〜〜〜〜〜んvvvvvお疲れ様です〜〜〜〜〜〜〜v♪v♪v♪v♪v」

 

「………」

もう、相好を崩すとか言うか、顔中をとろけさせて、カナタはカイルににこにこと話し掛ける。その手はしっかりとカイルの手を握っていて、そこからとても労っている気持が伝わって来る。

…カイルは、カナタからの逃亡喧嘩生活と、慣れない女性としての生活、最大原因は、本来体験するはずでなかった『出産』と言う一大事件のせいで、ホンキで死にかけたのだ。あまりの激痛に、思わずソウルイーターで誰かれ構わず吸ってやろうか…と思う程であったと言う…。

そんな訳で少し、弱気になっていた所にこれだ。

ぐったりと横になっていたカイルは、少し笑ってカナタの手を握り返した。

にこっ…

「っv!」

そして、その事によって、ケンカでまともに顔を合わす事が長らく出来なかった少年は、鼻血が出る程喜ぶのだった。まさに、幸せの二乗だ。

「でもほんとにお疲れ様ですーっ!今日から僕もパパなんですよ〜vv」

「…うん、」

しかも、生まれたのは双児だった。(少々安直かも知れないが…;)ニ卵性のようで、カイル似とカナタ似だと思われる2人が誕生した。まだ生まれ立てで、顔ははっきりしないが、両方とも整ったように見える顔立ちで、柔らかく生える髪が、薄い茶と薄い黒色をしていたのだ。

そして、その2人は同じ揺りかごの中に仲良く入れられ、カイルの横たわるベッドの隣に並べられていた。

黒髪の子は寝ていて、茶髪の子は、ふ…にゃ〜…ゃ〜…と猫の子のようにだが、元気に泣いている。

カナタは、カイルとその双児を見比べて、ドロ〜ッと顔をますますとろけさせた。

「オモチャとか、服とか一緒に選びましょうね!そして作りましょう!!」

僕オモチャ担当しますから、カイルさん服担当ですよ〜vといつもならテンション高く喋る所を、今日は声をひそめて楽しそうにカナタは言う。一応気を使っているらしい。

「あ!そうです!!」

瞼の辺りにちゅ〜vと口付けつつ、カナタはふいに思いだしたように声を出した。

「何?」

「名前です、考えたんですよーっ!カイルさんの意見も聞かせて下さい〜vv」

「うん、」

にこっと笑ってカイルは頷く………そして、

「ポチとかタマじゃないならね?」

…カナタは、ふところから出しかけていた命名書ををそっと取り出して、自分で見る…………ふたたびそっと、懐の中にしまった。

 

…。

 

「………」

「………;(一体何が書いてあったんだろ…)」

ふゃ〜…と、赤子の泣き声だけが響く。

そして、何事もなかったようにカナタはカイルに向き直った。

「初風呂は是非2人で入れましょうね〜vテツさんも張り切ってましたよ〜♪」

「それはいいんだけど…」

「なんですか?」

カナタはカイルの手を握りながら、首を傾げる。

「…そういえば、今……ハイランドと戦争中なんだと思うんだけど…;」

 

※時間軸は深く考えてはいけません。

 

 

「ってな訳で!子供が無事に成長するまで停戦!!カイルさんに余計な負担かける訳には行きませんからねーっ!」

「ええっ!?どうやっ…子供ォッ!?」

YESと言わないと、ジョウイの命を取る!という意気込みで宣言するカナタに、ジョウイはかなりの常識的なツッコミと悲鳴を上げて、完全にパニックを起こした…。

 

 

 

まあ…。

 

「お、おめでとう?(滝汗)」

「カナタ殿、これはつまらない物ですが、出産祝いです、」

「おめでとー!カイルによろしくな〜!」

「ありがとうございます〜♪」

 

平和?

 

 


子育て編。

 

首も座って、ようやく抱きかかえるのに不安もなくなったある日の事。

その入浴タイム。

 

まず、お湯の中にカナタを独り用意する。

そして、お湯の温度をチェーック☆…少々温め、

「オッケーです!」

「じゃあ、ハイ…」

両腕に2人子供を抱えると言う荒技を使っているカイルさんから、一人赤子を受け取る。

「そ〜っと…」

耳にお湯が入らないように気をつけつつ、お湯につける。

「あ、泳ぎますねーてか、泳いじゃダメですよ〜」

嬉しそうに手足をばたつかせて水に浮く我が子に、カナタが話し掛ける。

それを見てカイルも笑みを浮かべたのだが…その間に、カイルは湯気に怯えて少し愚図ってしまった黒髪の赤子。慌てて、その子をあやす。

そして、愚図り終わったら、カイルがお湯の中に…

「カイルさん、オッケーですよーv」

が、カナタが2人目をパスミーvと言って来た。

カイルは困った。

「…カナタ、なんで抱いてないの?」

「赤ん坊は水の中で勝手に息止めれるんですよ!後、なんか泳ぎたそうでしたから大丈夫です!」

「カナタッ!(汗)あっ!どこ!?」

「え?………わ”意外に動きが速いです!!;もうこんなに泳ぎをマスターするとはッ…!!わが子ながら憎らしいです!!」

「違うからっ!!;」

…間違いなく、もがいてどこかに流されている。

水中で移動する赤子をガシッ!とカナタが捕獲すると、ザバーーー!と水が勢いよく落ちた…。

「ふ、みゃーーーーーーーーっ!!(怒泣)」

…そりゃあ、赤子も怒るだろう。

 

 

閑話休題〜とりあえず怒られる。〜

「………カナタ(怒)」

「だって泳げると思ったんですよ〜;―――だから、別居だけは勘弁して下さい(土下座)」

 

 

そんな訳での、子育て生活。

 

 

 

 

オレンジドラゴン軍、本拠地。その軍議の間。

「カナタ殿………それはなんですかなッ…!(怒)」

そこでシュウは、額に血管を幾つも浮かべ、そう言った。…最近生え際がそろそろヤバい。

言われた、抜け毛の原因は、はぁ?という表情を隠そうともせずに答えた。

「何って、僕の子供に決まってますよ。もうボケたんですか?老人ってイヤだなー。」

背中と前に子供を2人つけたカナタは、それだけでもう、軍議をする状態ではない、と言う感じだ。

前の子に笑いかけ、後ろの子をデンデン太鼓であやしつつ、シュウの神経を逆撫でしている。

そんな姿にも、同盟軍メンバー達はもう、慣れっこなのだったが…

 

「所で、カナタ、今回はなんで子連れなんだ?」

とりあえず、ビクトールが聞いてみた。

今まで、軍議は子供教育に悪いんですー!と連れてくる事はなかったのだ。―――それを連れて来ているのが不思議で不可解だ。

「いや、なんかちょっとカイルさんが疲れてたみたいなんで、昼寝の間くらいは、預かろうと思ったんですーv」

「育児疲れか〜…カイルのやつも大変だなーそりゃ。」

最大原因は、カナタが何かやらかすせいだったりするのだが…

「ですよ〜vね〜?」

カナタがにこ〜と笑いかけると、腕の中の赤子もようやく物をぼんやりと映すようになった瞳で、少年の姿を映し、答えるように握った手を動かした。

後ろの子にも話し掛けようと思い、カナタが背中を振り返ろうとした時、

「で、もう一つ、『所で』なんだが、カナタ。」

「なんですか?」

カナタは動きを止め、ビクトールを見る。

「後ろのやつは首座ってるんだよな?」

「座り立てホヤホヤですけどねv」

自慢げに言う。

 

「――――じゃあ、なんか妙な角度で首がまがってるのは気のせいか?」

 

「あ?」

――――言った通り、妙な角度で首がまがっている。

「きょえーーーーーーっっ!!(汗)」

ばったーーーん!!

「カナタッ!(怒)アレだけまだおんぶは早いって言ったのに…っ!!(怒)」

「うわーーんっ!!ごめんなさいですーーっ!!;」

「大丈夫!?」

…。

見守る一同。

「………まあ、子育てって大変だよな、」

「いや、アレは違うと思うぞ?(汗)」

 

こ1時間程、カイルに説教を受けたカナタだ。

…というか、軍議は?

―――――シュウは医務室送りになりマシタ…。

 

 

 

 

ふゃ〜…や〜…にゃ〜〜〜っ…!

「おかしいですね〜(汗)僕の顔見るだけで泣くようになってますよー(汗)」

「…そりゃ、あれだけやったら…;」

黒髪の、カイル似の子にカイルがほ乳瓶で、ミルクを与えていると、カナタがそんな事を言った。

その腕の中では、今日も散々な目に合わされた茶髪の怒ったように泣いている。

もう、手も足もじたばたさせまくりだ。ほ乳瓶でさえ口から吐き出している。

「やー…元気で丈夫な子になって欲しいと言う今から修行を…v」

「しなくていいから、」

カナタに先程まで自分がミルクを与えていた赤子を渡し、げっぷを任せると、今度は自分がその茶髪の子を抱き取り、あやす。…と、その途端、泣き止む赤子。

「………なんか、わが子ながら、ジェラシーを感じる程憎いですね」

「カナタ!;」

口ではそんな事を言っているが、この少年が『愛の結晶v』たる我が子らに危害を加えられるはずがない。…そのわりに、自分似の子ばかりに偶発的な事故ばかり起こっているが、それはさておき。

けふっと耳元で気持よさそうな声が出た事も確認して、カナタは愛しのわが子を寝かし付けようと体勢を変えて、たすたすvと背中を優しく叩き始めた。

「子供が寝たらその後は〜♪ラララー♪大人の時間ーーー〜〜v」

…子守唄になりそうにもない、不穏な事を呟きつつ、しかし、その子供はマイペースなのか、ただ単に疲れたのか、付き合ってられないと感じたのか…うとうとと、目を閉じかけている。

完全に眠ったのを確認してから、カナタは自分のベットのすぐ隣に設置された揺りかご(2人用)にそっとその子を乗せて、毛布をかけた。

そして、キラキラキラ〜☆としたとてもキラめいた笑顔で、カイルを振り返った。…だいぶ下心が見えているその表情だ。

「カイルさ〜んvそっちも寝ちゃいましたか〜♪大人の時間とかどうですか〜♪」

「うん、寝ちゃったんだけど… 離してくれなくて…」

はっし!と眠りながらも、カイルの指と服を掴んでいる赤子…。

掴まれているカイルはと言うと、困っているが、可愛くてしょうがないといった様子で…………

「…ほんっとーに母親(?)思いのいい子ですねーー!(血涙泣)」

ちょっと口惜しいカナタだ。

 

 


成長編。

※名前はもう出しても別に意味ないかな〜?;と、出さないでいたのですが、さすがに出さないと出来なかったので、名前がついています。でも、完全には出ていません。(笑)ヒマな人限定で予想してみて下さい。(爆)

 

 

 

「むぅーーーっ!!」

 

3歳を過ぎた程の子供が頬を膨らませ、目尻に涙を溜め、精一杯怒っている!といった表情で目の前の自分の父親を睨み付けていた。

…しかし、言ってはなんだが、その様子はついつい笑みを漏らしてしまう程に可愛い。

ぷっくらとふくらんだ頬も、手足も、思わず突つきたくなるようだし、怒った様子である顔も、とても整っている物だ。

あちこちに小さなキズが出来ているのか、バンソーコーを手足に張っているのを見て、男の子かな?と判断出来るくらいで、少し長めに伸ばされた明るい茶の髪に、熊のゴムが付けられていて、また性別 がどちらかわからなくなる。

そして、その子供と対峙している父親はと言うと、有り得ないくらい若かった。幼く見える顔立ちは確かに目の前の子供と似ているが、どう見ても年の離れた兄弟か、親戚 にしか見えない。が、実の父親である。

「ダーメッたらダメ。です!」

何故だか、わが子に向かって敬語で話しているが、それでもキッパリと少年は言い切っていた。

そして、子供は………プルプル(怒)と震え、脱兎のごとく駆け出した。

 

「とーな!キヤーッ(怒)」

 

…そんな捨てゼリフを残して、

 

 

 

 

そして、そんな事が行われていた、同じ家の中。

 

「るー…」

「うん、」

「な〜、…にゃーにゃ…」

「ねこさん、」

「…ねーしゃん…?」

先程の子供と同じような年頃の子が、そっくりな顔をした母親と、のほほんと会話していた。

母親と言うと、語弊があるのだが…母親こと、カイルが生んだのだから、母親と言えなくもないのだが、まあれっきとした男性であったりする。どう見ても少女にしか見えない容貌で、その立ち振る舞いから、完全に母子として人の目には映るだろう。それでもかなり若い。

子供の方も、カイルに似たのか、黒髪、サクランボ色の唇…と、先が楽しみな顔立ちをしている。ただ少々大人しいのか、余り表情を変えずに、ぼ〜っとカイルと本を眺めている。

兎のゴムで結ばれた両脇の髪がピクピクと動いたな、と思ったら、子供は、カイルの顔を見上げて、クイクイとその袖を引っ張っていた。

「ルー?」

「…はーわぁ?」

何かを訴えるような言葉をむにむにと言うと、言われたカイルには心当たりが会ったのか、優しく頷いた。

「『はー』は、ね…」

バッターンッ!!―――――ズザザザザーーーーーッ!!!!

「カイルさーーーーーーーーんっっ!!大っ変っでーーーーすっ!!」

物凄い勢いで今に駆け込んで来たのは、パパ上様なカナタ少年だ。

「カナタ?どうしたの?ハルは…?」

「はーわ?」

「あ〜vもう両方とも可愛いです〜〜〜…っvvv―――じゃなくてっ!」

ガバァッ!とスライディングで2人に抱きつこうとしたカナタだったが、気を取り直して、とろけた顔を真剣な物に戻す。カイルにメロメロなこの少年、カイル似の子供にも甘いらしい…。

「ハー坊が家出したんですーーっ!!;」

「ハルがっ!?」

あまりの事に、カイルは声を上げて驚く。

この家の周りは、「せっかくの新婚パラダイスを人に邪魔されたくないんですーっ!」というカナタの意見により、人の寄り付かない深い森となっている。もちろん、獣もモンスターも出るし、沼や川などの水場も多くある。ついでに言うと、漢の修行場とかもある。

子供の足ではそう遠くへは行けないにしても、危険な事には変わりない。

「どうして…って、カナタ…なんで、止めなかったの」

「いや、それが…僕の事をキライだーって言って走って行ったのはいいんですケド、行った場所が倉庫だったもんですから、油断して…(汗)」

「倉庫?」

「調べてみた所、携帯食と火種と武器(吹き矢)がなくなってました。さすが僕らの子!ちゃっかりしてますっ!(汗)」

「感心してる場合じゃ…(汗)それにそもそもなんで家出なんて…」

と、夫婦(?)が会話している間、カイルの膝の上に乗っていた子供が何を思ったか、とてとてと台所へ向かう。

…しばらくすると、自分の身体の半分程の大きさである袋を引きずって、戻って来た。外へ出るには、一旦居間を通 らなければならないのだ。

しかし、そんな我が子の行動にも気付かずに、2人はまだ会話している…。

「それが、どうしてもベトナム式ナイフ戦術を習うって聞かなくて、それをダメって言ったらこんな事に〜…」

「ベトナ…?;カナタ…何を教えして…(汗)」

「って、あれ?ルィ?」

トトトトトト…!と2人の横をすり抜けていた子供は、開きっぱなしの戸の前で動きを止めて、振り返ると…

「る〜…はーなぁ、やッ!」

そしてまたクルリと向きを帰ると、『はー』の後を追うようにして、てとてとと走って行ってしまった。

「ルーまで…!;」

「カイルさん!ちょっと待って下さい!」

「!?」

カイルを真剣な目で見、引き止めてからカナタは台所へとダッシュした。そしてすぐに戻って来る。

「―――わかりました!ルィは水と、砂糖、塩!それに札の類いを持って行ったみたいです!さすが僕らの子!しっかりしてます!!」

「そんな事はいいからっ!(怒)」

…カイルは、ゲンコでカナタを殴った。

 

 

 

『はー』の場所は『る〜』にはすぐにわかった。

双児の勘と言う物かも知れない。

 

『る〜』は家からそう離れてはいない森の中、その大きなうろのある木の元へと、3才の子供にしては早いスピードで行った。

そして、口にちっちゃな手をあて、きょろきょろと辺りを見回す。不安感はないのか、怯えてはいないが、少し悲しそうな顔だ。

「は〜…?はー…りょこ?」

「…る〜っ!」

その声に、今度は、隠れていた子供が反応する。落ち葉でカモフラージュしていたのか、その顔には枯れ葉が一杯ついている。

たーっ!と走ったと思ったら、『はー』は自分を探しに来た子供にぎゅ〜ッと抱きついた。寂しい寂しくないの問題ではなく、『はー』は自分のこの兄弟が大好きなのだ。そしてそれは『る〜』も同じで、ぎゅ〜と同じように抱きついている。

「は〜…どーて、いっちゃの…?」

「…とーな!はーのこちょキヤーなーっ!(怒)」

どうして家を出たのかと言う問いかけに、子供は父(カナタ)が自分をキライだからだと言う。そして、『る〜』を離すと、その隣に座り込んだ。

「とーな!☆△◇@0×!!〜〜〜!××××〜!」

後はもう、何が何やら聞き取れないような言葉だったが、(それでも怒っている事は伝わるが…)『る〜』にはわかったのか、その『はー』の隣に同じように座りつつ、首を傾げた。(その姿はとても可愛い…)

「…は〜、とーなきやい?」

「かーなは…?」

「しゅきっ!るーもしゅきっ!」

「る〜も、はーしゅき…」

きゅっと小さな手を繋ぐ2人。

そして、『る〜』はもう一度『はー』に尋ねた。

 

「とーなしゅき…?」

 

「〜〜〜〜〜…しゅき、」

「にゃ…」

ふてくされたように呟いた『はー』に、『る〜』は納得したのか、猫のような声を出した。

 

 

 

 

 

 

 

「あ〜…気持よさそうに寝てますよー…ってか、ホントに2人で火起こして野営してますし…」

「ほんとに…;」

夜になって火の灯りで2人を見つけたカナタとカイルは、木の下で仲良く眠る2人を見て、安心するやら、気が抜けるやらだ。

「やっぱり、2人離れないですね〜(笑)」

「カナタ、重くない?」

「大丈夫ですよ〜v両方可愛いわが子ですから〜♪」

全然ヘッチャラです!と言って、カナタは嬉しそうに手を繋いだまま離れない2人を一緒に抱き上げた。

そして、2人のほっぺにちゅーvとキスを送ると、

「…明日は、ベトコン戦法教えてあげますからねv」

「…それはやめて、(汗)」

「所で、カイルさんvカイルさんにもちゅ〜したいんですケドv顔近付けてくれませんか?」

「!?(///)」

 

家族4人揃って、月の下の帰宅。…カナタとカイルがちゅーvをしたかは、それは本人らのみが知る事だ…。

 

 

 

おまけ。

 

「さーvお風呂ですー♪お風呂ー…って、あ。

つるっ…ドッポーンッ!

…カナタは、手に抱えていた仲直りしたばかりの子供を、間違って湯の中に落とした…。(湯舟は深い為、頭を打つ心配だけはない。

「…フギャーーーーーーーーッッ!!(泣)」

…当然泣く。

この子もどうやら水嫌いになりそうな予感だ…。

 

――――確かに、何故かこの子の方が貧乏クジを引く事が多い…。

 

 

おわり。