子供の日☆
「子供の日ですーーーーーーッッッッッ!!!!!!」
がばあっといつも通りカイルに抱き着くカナタ。
本人曰く『愛情表現』らしい。
カイルにとっては迷惑な話だと思うが、本人は至って何も感じていないのだから釣り合いはとれているのだろう。
「へー」
「だから子供の言う事は何でも聞かなきゃいけないんですよっ♪」
「それは違うような…」
まあ、子供の言う事を聞いて、どこかに連れて行くと言うのはよく聞く話だが………。
「ちいっ騙されませんでしたかっッ!!」
「騙……って?」
「ああっ!つい本音がッッ!!」
休日でカナタも気が弛んでいるようだ。
カイルの機嫌が悪くなる前にカナタは急いで話題を逸らした。
「じゃあv大人しく『ちまき』でも食べ………」
「?」
「いえっ!やっぱりこいのぼりあげましょうっッ!!はいっ!兜とかでもオッケーですけどッ!!」
「???」
イヤな汗を額に滲ませつつ、カナタはカイルの背を押し外へと移動する。
カナタは思い出したのだ……………………。
ナナミが『ちまき』を作ると言っていた事を………。
「というー訳で『こいのぼり』ですっっ!」
カナタはそう言って、なぜか人の顔が口の中についている奇妙(というか、グロい)な物体を取り出す。
「カナタ………それっ…」
「こいのぼり『しゅー●っは』ですっっっ!!!!!」
「どこの作品から持ってきたのッッ!!(汗)」
「週間少年チャ●ピオンからですっっ!!1刊もうすぐ出るみたいですからッッ!!」
「返してきなさいっッ!!(汗)」
「ええーーっっ!!ほらっ!足はゴキブリっぽいんですよっッ!?」
カナタは裏返し、うぞうぞと蠢く物を見せる。
「っっっっっっっ(真っ青)わかる人いないでしょうっ!」
「h〜〜〜…わかりました〜〜〜。」
ちぇーと言いながら、カナタはそこらにこいのぼり『しゅーまっ●』を放す。
「……………」
「じゃあ!しょうがないのでっ!鯉釣りに行きましょうかっ!!」
どこからか取り出した釣り竿(2本)を構えカイルの手を掴む。
「鯉の生皮を日干しにして、吊るし上げるんですよねッッ!!吹き流しは何の生き物なんでしょうか〜?まっvイカでいいですよねっ☆」
「………うん。」
カイルは『それは絶対間違っている』と言う言葉を飲み込んで、カナタに引っ張られるままついてゆく。
まだそっちの方がマシと判断したからだ……………………。
2人が立ち去った後の本拠地では………。
「どわああああああああああああああああああああああああああああっっっっっっっっっ!!!!!!」
『ちまき』と(こいのぼり)●ゅーまっはが大暴れ☆
特に青い人が被害にあったらしい…………………………。
終え