メルヘン童話お伽話マゼコゼ幻水劇45

 

『3つのお願い(アラジンと魔法のランプ?)』(ナレーション:カナタ、アラジン:トーマス、ランプの精:ヒューゴ)

 

 

えーっと。なんかこー、ランプを拾ったアラジン(トーマス君)って人がいましたんですよー。で、そのアラジンがきたないな〜って感じでランプを拭いて擦っていたら、中からランプの精が出てきたっていうんです。

 

 

「うわあ…」

急にランプの中から、褐色の肌の少年が出て来たのでトーマスはびっくりした…という表情で固まってしまった。

これには、出て来たランプの精(ヒューゴ)も困ってしまう。………しかし、普通に考えて、ランプの中から精霊が出てきて即応対できる訳がない。

「えっと…なんかとりあえず、貴方の3つのお願い聞かないといけないんだけど…(汗)」

「ええっ!?ね、願いごとですか………?ええっと……う〜ん…(汗)」

ヒューゴの言葉にトーマスは暫く悩み込んでいたが、数分して腕組みを解くとすまなさそうにこう言った……

 

「ないです」

 

「………」

「………」

「ええ!?(汗)」

ワンテンポ遅れて、ヒューゴは仰天した。

「す、すみません……;;」

「願い事ないのっ?」

「はい、今は別に…」

「でも、オレ願い事聞かないと帰れないんだけど…(汗)」

「ええ!?;あ、でもほんとになくって………すみませんっ!!あ、でももしよかったらお城に滞在しませんか?」

 

 

 

 

 

「こーして、一生ランプの精は飼い殺しにされたって言う話ですよ。」

「………(汗)」

カナタはふっ…と遠くを見てそう呟いていた…。