メルヘン童話お伽話マゼコゼ幻水劇54

 

『ピノキオ3』(ピノキオ:カナタ、女神:カイル、コオロギ:トーマス)

 

〜前回までのあらすじ〜

人攫いに攫われてしまったピノキオ。ついでにサーカスに売り飛ばされてしまいます。

そんなこんなでコオロギと2人っきりで閉じ込められている訳ですが…さてさてどうなる事やら。(謎)

 

薄暗い馬車の中…

 

「は〜〜〜〜;は〜〜〜〜;」

「…………;」

 

カナタとトーマス君(都合によりミニサイズです)は極限状態にありました。

というか、ピノキオが一方的に極限状態でした。

「〜〜〜(なっなんでまた僕の番なんですかーっ!!;怖過ぎですーーっ!!)」

「あの……」

「なっ!なんですかっ!;」

びくっとピノキオはコオロギの声に反応します。

「え、いえその…なんでそんなに離れてるのかとおもって……(汗)」

「気にしないで下さい!」

「あ、はい…;」

馬車の端と端に離れている状態です。

ピノキオは考えました。

 

―――いっそこのままっ!いっそこのままプチッとやっちゃいましょうかっ!!?

 

「そーです、ちょうどミニサイズなんですからっ!プチッと!原作の「ピノッキオの冒険」(発禁図書)じゃとっととピノキオにレンガ投げ付けられてしょっぱなから死んでるんですからっ!!殺るならチャンスは今ですっ!!;」

思わず声にでていました。

そして…

 

「カナタ…(怒)」

「はっ!!;カイルさん(女神様)っ!!;」

いつの間にか、助けに現れた女神様がコオロギを無事保護しております。

「さっきから何いってるの…(怒)」

「いえっ!!なんでもありませんっ!!ってああっ!!(汗)鼻伸びましたーーーっっ!!;」

なかなかに、木の身体不便だったりしました…。

 

次回に続く!