メルヘン童話お伽話マゼコゼ幻水劇55

 

『ピノキオ4』(ピノキオ:カナタorヒューゴ、女神:カイル、コオロギ:トーマス)

 

まあなんだかんだとあって、ピノキオ(ヒューゴ)はサーカスからは脱出しました。

ちなみに前回のピノキオ(カナタ)はコオロギ(トーマス)を抹殺しようとしたかどで、今だに女神様(カイル)から説教真っ最中です。

 

(まあそんな事はさておき、)しかし、ピノキオは再び甘い誘惑に誘われて甘美な茨の道を夜の蝶の様に………ではなく、子供だけの遊びの国につれていかれてしまいました。

「あの、ヒューゴさん駄目ですよ、早く帰らないと……」

「でもオレ遊園地って初めてだから!ちょっとだけ遊んでみたいんだけど、」

ピノキオはコオロギの言うことを聞かずに近くにあった楽しそうな場所へと走って行きます…

 

その結果、どうなったかといいますと………

 

「だ、大丈夫ですか…ヒューゴさん?;」

「………っ(ふるふる)」

「水飲みますか?楽になるはずですよ……;」

「………っ(こくこく)」

「ね?もう帰りましょう?」

「っっ!!(こくこくこくっ!)」

 

地面にしゃがみこんだままのヒューゴに、トーマスは水を差し出しています。

……いきなりジェットコースターに乗ってしまったヒューゴは、速攻で酔ってしまったのでした…。

こうしてピノキオは完全にロバと化す前になんとか海へと逃げ込む事になるのです。