メルヘン童話お伽話マゼコゼ幻水劇場61

 

『とある中国の話』(男:トーマス、狐:ヒューゴ、)

 

「あれ…?」

昔、ある男がいました。

男はトーマスといい、貧乏ですが、一生懸命勉強をして役人になろうとしている男です。

ある夜、男はいつも通り勉強をしながら、それでも唯一の楽しみであるお酒を置いていたのですが…何故かそのお酒が席をたった内に、いつの間にかなくなっていたのです。

「えっと…ど、どうしてかな?」

首を傾げながら男は辺りを見回してみますと、ベットが膨らんでいます。

不思議に思い、そこをそっと覗き込んでみますと―――

「くー…すかー…」

「あ、」

一匹の狐(ヒューゴ)が、赤い顔をして眠っておりました。

どうやら、この狐がお酒を飲んでしまったらしいです。

男は、怒るよりも面白く思って、シーツをかけ直して、自分は今夜は別の場所で眠る事にしました。

明日この狐がどうなっているのか、楽しみなのでした。

次の朝…

「うわあ…」

「ご、ごめんなさい…」

狐は人間の姿になって、自分の命をとらなかった事を深く感謝しておりました。そして、素直にお酒を飲んでしまった事を詫びるのです。

「いえ、いいんですよ」

そして、男はにこやかにいいます。そして、今日も買って来たお酒を狐と楽しく飲むのでした。

楽しい飲み友達が出来たのはいいですが…

「あ、でもトーマスさん…お金、ないんじゃ…」

遠慮がちにそう言う狐に、男は優しく笑うだけです。

男は確かに、お金はありませんが、こんな楽しい飲み友達と一緒に楽しくお酒を飲む方がいいのです。

そこで狐は、今後高値にあがる品を教えたりと、恩返しをし始めました。

 

男は狐と死ぬまで毎夜楽しく暮らしましたとさ。

 

 

 

 

「でっ!?オチはっ!?オチはどうなってんですかっ!?原作そのもののほのぼのオチで終わらせようとしてませんよねっ!?てか僕の出番はっ!?カイルさんとのラブラブはどこいったんですかーーっ!!(怒)これ以上幻水更新滞らせるつもりならこっちにも考えがありますよ〜〜〜っ!!!?(激怒)」>ぎりぎりぎりぎりっ…

主坊だとオチがっ…オチが読まれて……ッ!;

「オチない方が余計にタチ悪いですよッ!?(怒)」