メルヘン童話お伽話マゼコゼ幻水劇67

 

『花咲か爺さんpart2』(おじいさん:カナタ、おばあさん:カイル)

 

 

むかしむかしあるお城にカナタとカイルがおりました。

そして、もういっぴきムクムクがおりました。2人…いえ、カイルさんはたいそうこれを可愛がり、毎日(カナタとムクムクとの)決闘が行われ…―――もとい、3人仲良く暮らしておりました。

ある日、カイルさんが庭を散歩していると、ムクムクが何やら庭の片隅を掘れとばかりに示していました。

 

「ム〜ムムムーー!ムー!」

「え?ここを掘るの?」

ムクムクの言葉はわかりませんが、カイルさんはジェスチャーでその意味を捕らえました。

「ムー!」

ムクムクもそのとおりとばかりに一声鳴きます。

「じゃあ…掘ってみる?」

「ムム〜♪」

何故か非常にムクムクも乗り気です。

器用に鍬を自らも構えました。

 

ザクザクザクザク…ザク、

 

その中から出て来た物は―――…

「………」

「……ムム〜☆」

「カイルさんー?ムクムクと何やってるんですかー!??」

カナタがやって来ました。

「…カナタ、ちょっと…(怒)」

「はっ!!;それは僕の『カイルさん激写ショット写真集』!?;」

カイルさんの手に持たれていたのは、どうやって撮ったのか、際どいショットばかりの写 真でした…。

 

 

カナタは軽く(?)私刑された上に、1週間程無視の刑に処せられました。

 

「――――ムム〜…☆」

 

 

花咲か爺さん完!