メルヘン童話お伽話マゼコゼ幻水劇82
『マッチ売りの少女』
(マッチ売りの少女:カイカ、ナレーター:カナタ、その他:テッド、カイル)
むかーし。むかし。
マッチ売りの少女なカイカさんがいました。
「…。」
カイカさんはマッチ売りなんで、毎日マッチを売ってました。
…でも、この時代のマッチ売りは春を売ってたりする商売でもあ―――え?何ですかカイルさん!?;はぐっ!;はいっ;ちゃんと進めます〜;
えーっと、で。カイカさんはマッチを売っていますが、マッチ売りとはいえカイカさんなんで、うっかり物陰やら裏道に引っ張り込まれかける日々を過ごしてました。
それでも何とか操を守り…真面目にやります!;ええっと!マッチが売れることは殆どなく、ひもじく寒い日々を過ごしていました。
「…マッチ。」
マッチを買ってください、マッチを買ってください、そんなカイカさんの声は無視され、ついに寒さに負けるときがきました。
「…(倒れる)」
寒さに身動きがとれなくなったカイカさんは、一本、一本だけと、震える手でマッチに火をつけました。
そして、マッチの火に祈ったものは…
「…まんじゅう。」
そう、まんじゅう――――?
「…って。打ち合わせと違うじゃないですかー!」
「…?」
「ここは、マッチ売りの少女をロマンス的(?)に改編ってことで、テッドさんの名前を呼ぶってことにしたじゃないですか〜!」
「!」
「ていうか、まんじゅうだと本筋にも合いませんよ〜!」
「カナタ…;カイカさんも…;」
「お前ら…――――――いい加減にしろーッ!!(怒)」
テッドさんぶち切れにより、劇・マッチ売りの少女は無期限延期になった。