大晦日…
「カイルさん!カイルさん!!寝ちゃダメです〜!!」
「ん〜〜〜」
こたつに入ってうとうとしかけているカイルをグイグイと揺さぶって起こそうとするカナタ、
何をしているのかと言うと、『年越し』だ。
「うわ〜んっっ!!カイルさんーーー!!『一緒に夜明けの太陽を見よう』って誓いあったじゃないですか〜〜〜!!」
それは何か間違っている。
「む〜〜〜」
時刻は現在十一時。カイルにしてみれば、かなり遅い時間だ。
「一緒に年越しソバ食べましょう!!」
「う〜〜〜」
カイルは揺さぶるカナタに嫌そうな表情をし、首の向きを変える。
「………」
「………」
カナタは試しに暫く黙ってみるとみるみる幸せそうな顔をして眠りに落ちてゆく。
ちなみにカナタは昼の間に充分寝溜めしていたので、眠くない。
「…………♪ ふふふふふふふv先にソバ作ってこよっと♪」
何かを思い付き、カナタはにやりと笑って立ち上がった。
「カイルさん♪ソバできましたよ〜♪♪♪」
「一一一一一」
予想通り熟睡している。
カナタはまだ暖かい湯気をたてているソバをこたつの上に置くと、カイルの側に腰を降ろす。
「カイルさん♪起きないとちゅうvしますよ〜♪♪♪」
言うが速いか、カナタはカイルの鼻をつまみ唇をあわす。
ちゅう〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。。。
「ん〜〜〜v」
「!!!!!?」
-暗転-(御自由に御想像下さい>死笑)
「ソバ伸びちゃいましたね〜v」
「……………」
どこかからゴーンゴーンと除夜の鐘の音が聞こえる。
カイルは今年もまたこんな人生なのだろうか、と本気で悩んだ………かもしれない。
終局