大晦日コント。

 

 

 

 

「うーんっ;う〜〜〜んっっ; そんな…ッ!(怒) テド4に時間かけすぎて、主坊の大晦日SSを手抜きするなんてぇええええええっっ…!(怒)」

「…寝言?;」

 

大晦日の年越しに備え、昼寝中のカナタは悪夢に魘されていた…。

 

 

 

 

 

〜大掃除〜

 

「ううーっ;不服です!不服です!」

まだぶつくさと文句を言いながら、昼寝から目が覚めたカナタは自室の棚(…怪しい薬の入った…)を片付けていた。

すっかり拗ねた様子だったが、

 

「カナタ?そっち終わった?」

 

ひょいっと顔を出す、フリフリエプロンをつけ(させられ)たカイル。

「もうちょっとです〜!」

 

(内心:まあカイルさんのエプロン姿見れたからよし…!)

 

案外安上がりだった。

 

 

 

〜年越しそば〜

 

「おそば〜♪」

「うん、」

コタツに入り、カイルとそばを食べる幸せ…。

「ふっ…!夫婦団欒ってこんな感じでしょうか!?」

「夫婦?;」

 

 

〜コタツでゴロゴロ〜

 

「おそばも食べ終わりましたし!今年はコレを準備しました!コタツと言えばコレ!」

「みかん?」

「それもあります!」

「お茶?」

「準備しました!」

「?」

「じゃーーーん!―――『晩酌セット』!お酒に強くなるという特訓です!」

「…(飲むのはいいけど、)こっちに近づけないでね?;」

お酒の匂いにも弱いカイルは、でーん!とカナタが取り出した徳利から少し身を離す。

「とりあえず!ちびちび飲んでみます!一気に飲むのは懲りました!」

「………;」

それで何をしでかしたのか知らないが、大変だったことはカイルにもわかったので、少し遠い目をした。…ちなみに、大変だったのは無論周りだ。

「とりあえず一杯です!」

ちびりっ。

「………(大丈夫かな…?;)」

カナタがお猪口で酒を舐めるのを、カイルはハラハラと見守る。

しかし、一杯くらいでは大丈夫だったのか、カナタはよし!とガッツポーズをとっている。

それを見て、カイルは自分もお茶とみかんに手を伸ばしたのだが…

 

―――二杯、三杯めに行った頃…。

 

「…カイルさん…」

「、どうしたの?」

「…僕の事嫌いなんですかぁああああああっ!?(涙)」

「!?;」

お猪口を握り締め、カナタが号泣した。

…酔っ払っている。

「嫌いって…;」

「わああああああああっっ(泣)やっぱり嫌いになったんですねーーーーっっ!!だから僕の事をダーリン♪って呼んでくれないんですーーー!!(号泣)」

「一度も呼んだこと…っ; そうじゃなくて、カナタ…落ち着いて?;」

「わーーーーーっっいつもみたいにメイド服着てご主人様♪って呼んでくれなきゃイヤです〜〜〜〜〜!!(涙)」

「!!!;(着ても呼んでもないから…っ;) カナタ、嫌ってないから…だから、」

「はっ僕の事好きなんれすね!?という事はめくるめく大人の世界に突入してもいいんですね!カイルさん大好きですーーーーっっ(///)」

「!!!!!」

ガバアッ。

 

…酔っ払いには、常識も言葉も通じないので、注意しよう。

 

 

 

〜除夜の鐘〜

 

ゴーン…

 

「あ…(除夜の鐘…;)」

疲労感でややぐったりしながらも、カイルは体を起こして上着を羽織る。

…何があったのかは押して知るべしだろう…。

 

今年も一年こんな感じなんだろうな…と、嬉しいのかそうでないのかわからない気分で、すっかり寝こけているカナタの寝顔を見ながら、カイルは苦笑した。

 

 

 

今年もよろしくお願いいたします!;