大晦日&新年SSS

 

 

 

「カイルさん!僕と退廃的で背徳的な大晦日を過ごしてください!!」

「!?」

そんな宣言にどう対応すればいいかわからず、カイルは反射的に棍を構えた。

 

 

で。

 

「1d100ですね!!」

コタツでクトゥルフ神話TRPGをやっていた。

「(確かに背徳的…?;)」

「ぎゃーー!ロストしましたーー!!;」

「(楽しそう…)」

発狂とロストを楽しんでいて何よりだ。

「僕の探索者は見事な散り様を見せてくれましたね…!」

「殆どダイスの問題だった気がするんだけど…;」

日頃の行いが悪い為か、カナタのダイス運はよろしくない。

「あ、もうこんな時間ですね。カイルさん、明けましておめでとうございます!今年もよろしくですよー!」

「おめでとうございます、今年もよろしく…」

頭を下げ合う。

…が、カイルの手をいつの間にかカナタがガシッと掴んでいた。

「僕と退廃的かつ背徳的な新年を過ごしてください!」

「……………」

 

――――――今度はそういう意味だった。

抵抗の結果、コタツから寝室に移動という結果になったという…

 

 

今年もよろしくお願いします!!