節分SSS
「今年の豆まきは本格的ですよ〜!」
ぎゅっぎゅっと、カナタは豆をひたすらに詰めていた。
「本格的?」
カイルも、炒った豆を小分けにして袋に詰めていたのだが、カナタのその言葉に少年の手元を見てみれば、袋にはこれでもかという程に豆が詰められていた。
簡易ブラックジャックの完成だ。
「これで鬼を退散(物理)させます!!」
「やめて!?;」
鬼役の担当者を思い、カイルは即座に止めた。
「はっ!そうですね!殺傷力が弱いですね!!やっぱりトンファーに豆をくっつけて殴った方が退散させやすいです!!」
「落ち着いて!;」
もはや豆を撒く事すらしていなかった。
理由。
「トンファーの付喪神になればいいんですか!?それともステータスが付けばいいんですか!?絶望堕ちでもすれば僕とカイルさんのイチャイチャを書くと言うんですかー!!(血涙)立ち去れマーラよーーー!!(鬼は外ーーッ!!)」
「……………(汗)」