ホワイトデーSSS

 

 

〜前回のあらすじ!〜

バレンタイン当日にカイルさんが失踪!?

破局の危機かと追い詰められたカナタは、必死でトランまで疾走!

マクドール家の夕食の時間までに間に合ったカナタは、バレンタインのチョコのみならず夕飯まで頂けることになった!!

 

 

「…………」

一か月後のホワイトデーの朝。

カイルの両手は鎖に繋がれていた。

内側には綿が入っていたため、痛くはないものの…妙な気遣いに、怒るべきか悩み所だ。

「カナタ…?」

「カイルさんがまたいなくならないかと心配だったんで!!」

罪悪感の欠片もない顔で返答されてしまった。

しかし、ホワイトデー当日にカイルにバレンタインデーのお返しを渡すという目的のためだけの拘束だったようだ。

「さあ!カイルさん!!僕からのお返しを受け取ってください!!」

「どうやって?;」

「……………はっ!しまったです!!」

微妙に鎖の長さが足りず、カイルはベッドに転がったまま起き上れていない。

「サクサクのマカロンを受け取ってもらえないなんて…はっ!!そうです!」

カナタは名案を思いついた!とばかりに瞳を輝かせた。

「カイルさんには、僕があーんして食べてもらえばいいですね!!」

「鎖を解いてくれたらいいから!;」

 

 

 

その後、なんとか解いてもらえた。