十五夜。

 

 

本日同盟軍、中秋の名月(?)にて月見パーティーが開かれている。

 

「てな訳で全員うさ耳付けて下さいねー!何故ならカイルさんもうさ耳装着になるからです!!」

 

…そんな訳で、メンバー全員(断固拒否した者もいるが…)がうさ耳着用と化した本拠地は、見るも無残な光景になっている。まあ…かなり笑いを誘ったりもするが。

当然、ブーイングの嵐だったが、そんなものは丸ごと無視して、十五夜と言う名のうさ耳パーティーは開催された。

とういか、カイル本人にだけうさ耳を着用してもらえばいいと思われる…。

しかし、残念なことに…もはや酒が飲めればそれでいい!とばかりに出来上がった者らは、正常な思考など持ち合わせていなかった。

「……………(汗)」

そんな中、カイルは諦めた表情でうさ耳を付けられ、だまって月見団子を口にしていた…。

早くうさ耳を外したいという気持ちと、もう慣れたという諦めの境地が混在しており、何となく哀れな様子だ。

で、うさ耳カイルを愛でに愛でた、カナタ(うさ耳装着)はと言うと…

 

「さー!ここでせっかくのお月見ですから!スペシャルゲストなんか呼んでみましょうー!」

 

…と、なんとかと煙は高い所が好きなようで、展望台の上でそんなことを叫んでいた。

「スペシャルゲスト…?;」

新たな犠牲者の予感に、カイルは困惑し…酔っ払い達は喜んだ。

「ちょっと待っててくださいねー♪」

地上に向かいそう言うと、カナタはぴょこっと引っ込んだ。

…声までは聞き取れないが、何か揉めているような音がする。

「………?」

――――次の瞬間、カナタが塔の上から吹っ飛んだ。

 

…当然、落下した。

 

「残念ですけど!出演拒否だそうですーv」

「…誰連れてきたの?;」

というか、何だったのだろうか…?

ブーイングの中、月夜の夜の謎は深まるばかりだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「しょうがないんで、カイカさん連れてきましたー♪」

「?」

「Σ…っ!?; カナタ国際問題起こしてないよね…っ!?;」

うさ耳カイカの登場に、(沸く同盟軍を無視して、)薄ぼんやりとゲストの正体に気付いたカイルは、不敬罪という3文字を脳裏に浮かべて焦ったりした。

 

 

ふと思いついたままに書いたノリと勢いだけの話…v(吐血笑)