こにゃんこの冒険!!
今日もこにゃんこは元気に爆進中
クロにゃんこのカイルのためにお花を持ってお出かけです。
「♪♪♪〜〜〜v」
「カナタ殿、」
「あ、クルガンさん。こんにちわー」
ぺっこり一礼。
こにゃんこは一応は尊敬する猫のなかにクルガン氏を入れているようです。
「カイル殿の所ですか、」
「そうですv…なんかありますか???」
「そうですな、まあ………」
ぼそぼそぼそ…
「わーいvくださいっ!!その档Aイテム!!!」
「シードが居たら宜しく伝えておいて下さい、」
意味ありげに銀色猫クルガン氏はわらいました。
クルガン氏とこにゃんこはこのようにして、物々交換(?)をしているようでした。
こにゃんこは档Aイテムをてにいれた
「るいるいるい♪」
小さなブーケ風の花束と怪し気なアイテムを抱え、こにゃんこ隣町へ爆進中
いったいどんなアイテムなのかは不明です。
「あれ?いないっっ!!!!!」
こにゃんこがいつもの場所にたどりついても、愛しい猫(ひと)はみあたりません。
こにゃんこはあわててその辺のにゃんこを締め上げます。
「か、河原の方に紅いの、と…」
がくりとそのにゃんこは息耐えます…すこしやりすぎなこにゃんこです。
見かけよりもかなり強靱なようです
「河原の方ですね!!」
そんな事はおかまいなしに、こにゃんこは走り出します。
「………シードさん、クルガンさんに引き渡しちゃいましょう…」
こにゃんこは平気であくどい事をやります。
「………」
「でな、クルガンの野郎が…」
「………」
(どうしよう…、カナタもうすぐ来るのに…)
にゃんこはシードにゃんこのグチにつき合されていました。
シードにゃんこも色々と大変な事があるようです。
猫(ひと)のイイにゃんこは延々と話を聞いていました
しかし、ふと顔をあげてみるとカナタがこちらに走ってくるではありませんか、
「カナ…」
「?なんだ???」
「カイルさっ…」
ごすうっ
振り向いたシードにゃんこのひじうちが決まり、あわれこにゃんこは河のなかへ…
バッシャーンと大きな音を立てて水のなかに転げ落ちます。
「っっぷはあっ!!げほっげほっっ!!!カ、イルさんッッ!僕、およ…ないっっ!!」
「カナタッッ!!」
流れは早くないとはいえ、浅くはない河です。
泳げないこにゃんこなどは、簡単に水のなかに引き込まれるでしょう。
「うわっ!?なんでカナタが河のなかにッ!??」
シードにゃんこが落としたのでしょう。
「今助けるぞっ!!」
びしいっと凛々しくシードにゃんこは河のなかに飛び込みましたが…
「うわっ!?足つったーーーー!!」
ギャーと叫びをあげつつ、シードにゃんこももがきます。
「シードさんっカナタッ!!」
カイルも泳げなくはありませんが、水はあまり好きではありません。何せにゃんこですから、
もはや、収拾がつかない有り様です。
三匹の鳴き声がにーにーと響いています。
「と、とりあえず、助けないとッ!!」
慌てて、カイルも上着を脱ぎ落とします。
「っっっ!!カイルさんのもろ肌〜〜〜!!!!!?」
鼻血を吹き出し、こにゃんこは沈みます。
「うわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!???なんでっ !!」
『う〜ん…僕は、どうしたんだっけ?』
うっすらとこにゃんこは瞳を開きます。
茶トラの毛並みはびっしょり濡れていました。
瞳を開いた先には、水が滴り、いつもよりも色香を放っているにゃんこの姿でした。
微かに上気した頬に手を伸ばします。
「カナタ、気がついた?」
「カ、カイルさんっっ!???」
がばあっとこにゃんこは起き上がります。
「よかった、カナタとシードさんが溺れて…」
「えっ!カイルさんが助けてくれたんですかッ!?」
(ということは!人工呼吸もッ!!!)
「クルガンさんがきてくれなかったらどうしようかと思った、」
「え?」
ふと横を見てみると、クルガン氏が人工呼吸と称して暴れるシードにゃんこに熱烈なキッスを送っていました。
「……………………」
「カナタ?」
ばたんっ !!
「カナタ!?」
こにゃんこはぱったりと倒れてしまいました。
「まだ水残ってたのっ!?」
ちなみにこにゃんこの人工呼吸をしたのはにゃんこです。
こにゃんこがその幸せな出来事を知るまで、こにゃんこが目覚める事はありませんでした。
あ〜よかったです〜〜〜(涙目)