| Intervention |
「なあ、クルガン…まだ終わんねーのかよ〜。」 一人で待つのはもう厭きたぞ、という目をクルガンに向けてシードが言う。 「そうは言うが、この書類の半分はお前の分だ…。」 大人気無いとは思いつつも冷ややかな視線をシードに向けていった。 「………」 先ほどのクルガンの言葉はシードを黙らせるのに十分な効力を発揮したようだ。 「まあ、その分だけお前には夜頑張ってもらうとするか。」 にやりと笑ってクルガンが言ってやると、シードは耳まで真っ赤に染め、金魚のように口を開閉させた。 目がマジだったぞ… 今夜は自室に引き篭もろうか、と本気で思ったシードでだった。 しかし、再び書類に向き合い、紙面に流麗な字を滑らせるクルガンにシードは申し訳無い気持ちでいっぱいだった。 ふと、何気なく座っていたソファーから離れ、クルガンの背後に回った。 「シード…?」 触れた肩口からクルガンの驚きが少し伝わったような気がした。 「いつもいつも…ごめん…。」 素直な言葉。 いつも思っていても言えない言葉だった。 「…そう思うなら少しくらい仕事を覚えてもらいたいものだな…」 苦笑しながらシードの髪を優しい手付きで梳いた。 互いの視線が間近でぶつかる。 その唇が触れようとした…その矢先――――― ばんっ!! ぴぴぴ〜〜〜〜〜!!!!! ルカ皇子が警告の笛を吹きながら荒々しく扉を蹴り開けて2人を引き剥がした。 「オフィスラブの鉄則其の一!!!社内でいちゃつくべから…ず…」 そこまで言ったところでルカ皇子は前のめりに倒れた。 「おほほ、お兄様ったら無粋ですわヨv」 巨大なハンマー(ルカを殴ったと思われる)を握ったジルが立っていた。 「おほほほ、お邪魔致しましたわv」 そう言ってルカをずるずると引きずっていってしまった。 あまりにあまりの事にシードは只々呆然とするしかなかった。 「…オイ…」 「何だ?」 「この手はなんだよ…」 「さあ、な…」 シードの首筋に顔を埋めながらしらっと言う。 「ちょッ……!!!」 「誘ったのはお前だ…。」 項を吸い上げ、耳朶を甘噛みしながらさらりと言ってのける。 「なっ!!!いつ!?俺が…っく…。」 「ルカ様が入ってくる前、私の首に手を回したのはお前だ。」 「ばっ!!そんなの…誘ってねーよっ!!!///」 先ほどの事を思い返し恥ずかしいのか、ばたばたと手足をばたつかせて抵抗するシード。 「おいっ!!何、やる気になってんだよ!!!」 「無理を言うな、寸前食わぬは男の恥と言うであろう。」 そう言って、シードを組み敷き、脱がしかけの上着でシードの腕の自由を奪った。 「や、やめ・・・っ!!!」 クルガンはシードの制止する言葉を無視し、その下肢を露にした。 「おまっ、仕事は!!!」 「何、お前の心配する事ではない。」 そう言うとシードの中心に手を伸ばした。 「っく!!…ぅん……」 甘い痺れが背筋を這い上がってくる。 そんなシードの様子にクルガンは意地の悪い笑みを浮かべ、数本の指をシードの口腔に差し入れた。 「よく濡らせ…」 「……ぅぐ…んんっ」 突然咽喉元まで入れられた指に困惑しながらもシードはクルガンにいう通り、舌を絡ませ、その長い指に唾液を乗せた。 「もう良い…」 クルガンはシードの口内から指を引き抜くとそれを今度はシードの秘部に差し入れた。 シードの秘部が十分に解れた頃、クルガンは唐突にシードの後ろを犯していた指を引き抜くと熱く猛った自身を押し当て、一息に突いた。 「っあああ…!!!」 苦しいまでの快感がシードを支配する。 「ぁあああああ…!!!」 「失礼、忘れ物を…あらまあ、またお邪魔してしまいましたわvvv」 絶頂の瞬間、シードの耳に場違いな、そこにいるはずの無い人間の声を聞いた。 忘れ…物…? ジルは入り口付近に落ちていたハンマーを拾うと、「ごゆっくり」という言葉だけ残して去った。 ショックのあまり凍りつき、クルガンに貫かれたまま動かなくなったシード。 後で機嫌を取らねば、な… クルガンは情事の手を休めぬまま、小さく溜息を吐いた…。 THE END |
暫く修行の旅に出ます…。
どうか探さないでやって下さい…。(殴)
リクエスト内容に添ってませんね…。
すみません!!!やなせまい様!!!!!(涙)
どうやら私のへタレ根性は筋金入りのようです☆(死)
紺野碧