ハイランド報告

 

「ハイランド侵入〜〜〜〜〜〜〜!!」

「…いいのかなあ?」

「なんで堂々と僕の部屋に来てるんだーーーー!!!」

カナタはジョウイの部屋を占領していた。

「かたい事は言いっこなしだ!!」

「ごめんね……」

カイルの方がずっとすま無さそうな顔をしていた。

「いえ!!カイルさんはいいんです!だいたいカナタが巻き込んでいるんだろうし、」

ずばりビンゴだ。

「それに、カイルさん美人だし…」

「?」

「さあーーーーーー!!カイルさん行きましょう!!ジョウイも来たらーーー!?」

嫉妬丸出しなようで、わざと大声で叫ぶ。

「え!?どこ行くつもりなんだい!?」

「もちろんクルガンさんとシードさんの所!!」

「何しにッ!?」

「もちろんのぞき!!」

きっぱり言い張るカナタに、カイルはため息をこぼした…。

 

 

『カナタッこれはちょっとヤバいんじゃ!?』

『うるさいな〜、ジョウイも王様なんだから部下の事ぐらい理解しなくてどうするんだよ!?』

『hっ!そう言われると…』

『カナタ…そういう問題じゃないと思うんだけど……見つかっちゃうよ?』

いくら気配を消すのがうまいと言っても騒いでいたら話にならない。

三人はクルガンの部屋の、天井裏に潜んでいた。(カイルに無理矢理教わって。)

『あっ、来ました』

『カナタッ見えないよ!』

結構見る気満々なジョウイだ。

『こっちくる?』

『あっ、すみませんカイルさんv』

 

「あーあ、疲れたなーー」

ベッドの上で大の字になって寝そべるシード

「そうか?」

返すクルガンは顔色一つ変えていない。

「そうだよっ!だいたいお前な〜…」

 

一時間後

「ぜんっぜん、進展ありません…」

「え?何がだい?」

ジョウイは全く聞いていなかった。…別の事に気を取られて

「ちょっ、ジョウイ君くっつきすぎじゃ…」

ジョウイはぺったりと、身体をくっつけていた。

「ああっ!!!!ジョウイ!カイルさんになんて事を〜!!!!!!!!」

カナタはトンファーを構えようとする

「わっ、ばかっ!カナタこんなとこで暴れたらっ…」

ばきっ

「「「あっ」」」

天井の板が抜け、落ちる。      一一一一一一一一カイルだけが、

 

「ふっ、わ……」

ぽすっと、ベッドの上に落下する。

「誰だ〜?」

「………カイル殿」

『うわっ、カイルさん落ちる時もかわいい声!!』

『カナタ、バレルよ(↑はその通りだけど…)』

上の2人はこのまま静観を決め込むつもりだった。

「…こんばんわ、」

「ひさしぶりっ!元気だったか〜?」

「…お久しぶりですな、」

もはや笑う事しか出来ないカイルだった。

(何でこーゆー事にぃ〜(泣))

「所で何用ですかな、」

「おっ、そう言えば…。何で天井から降ってきたんだ?」

「え〜っと………」

まさかのぞきとは言えまい。

「正直に言わねえと…くすぐるぜ!」

「え!?」

言うが早いか、シードはカイルをくすぐりにかかる。

「うわっ!ひゃっ」

「クルガン♪足押さえとけ♪♪」

「…わかった、」

シードには甘いクルガンだ。

『『あ゛あ゛っ!カイルさんっ!!』』

上の2人が絶叫しかけた時…

トントン、

「失礼しま…」

タイミングよく、クルガンの補佐官が入ってきた。

しばらくまばたきを繰り返し、目を擦った後…

「///っっっっっ失礼しましたーーーーーーーっっ!!!」

バタンッッッッ

勢いよく扉が閉められる。

そして、扉の向こうから聞こえた声は、

「おいっ!!みんな!クルガン様とシード様とトランの英雄が3Pしてるぞーーーーーっ!!!」

だった。

「え?どうしたんだ???」

ただ独り、事態が飲み込めていないシードだった。

カイルはもうどうでもよくなって、グッタリしていた。

 

 

「結局見れませんでしたね〜。」

「………そうだね」

「カイルさん、またいらして下さい!今度は一人で僕の部屋に…」

「絶対ダメ!!!」

ぎゅっとカイルを抱き締めるカナタ。

「…ジョウイ君って奥さんいたんじゃ……」

「え?いますよ?今度紹介しますね、」

そうしてこの夜は無駄に過ぎて行った。

そして、クルガンとシードはと言うと…

 

「アッ、クルガンっ…」

「どうした?」

「こんな時まで涼しい顔してんじゃねえっっっ!!(///)」

 

ってな具合でした。

                                      終わっちゃえ。

 

 

 

 

昔書いた作品でした〜。