贈り物

 

ん〜、最近なんかクルガンにたかってばっかだな…

ちょっとはお返しでも考えるか、

 

などとシードは珍しい事を考えた。

 

「っとわけで、なんかいい案ねえか?」

お馴染み本拠地、相談受付所…、もとい軍主様自室。

そこに、お馴染みの三人は集まっていた。このさい何でもありである。

「自分が貰って嬉しい物とか…」

妥当な案をカイルが言ったのだが、横からカナタが口を挟む。

「やっぱり、シードさんがリボンを付けてクルガンさんの所に行くのが妥当ですよ!!」

「リボン?」

「そうですvあの時は僕も嬉しかったですからvvv」

「カナタッ(///)」

真っ赤になって、カイルは止めようとしたのだが…

「へー、なんだかよくわかんねーけどサンキュー。やってみるぜ!」

止める間もなく、シードがやる気になってしまった。

しかも、カナタも何やら袋の中を探って怪し気な物を取り出していた。

カイルには最早止めるすべはない、…ので早々に諦めた。

「シードさん、僕がラッピングしてあげますねv」

振り返ったカナタの手には、大きなリボン等が握られていた。

 

「…なんか、違うくねえか?これ……」

飾り付けられた後に、ようやくシードは何か違う事に気づいた。

後の祭りだが、

「いいえ!ちゃんと綺麗にラッピングできました!!(クルガンさんの好みは知らないけど)」

シードは見事なほど、リボンまみれにラッピングされていた。

「そうじゃなくてな…」

「さあ!カイルさんも一緒に、シードさんを届けに行きましょう!!」

「なんか、いつもよりハイテンションだね…」

「シードさんが恩返しをしようという珍しい出来事に感動したんです!!」

「そうなの?」

本当にコレでいいのか?と悩み始めたシードを引っ張って、カナタ達はハイランドを目指した。

 

 

城の前でカナタ達と別れ、シードは独りクルガンの部屋にいた。

「…その格好はいったい何のつもりだ?」

さすがにここまで飾り付けられていれば、クルガンでも訝しむだろう。

「えっと、その…なんだ最近お前におごってもらってばっかで…」

ごにょごにょと口の中で呟く。(聞こえる訳がない。)

クルガンは、シードのラッピングの中にメモのような物がある事に気づく、そこにはこう書かれていた。

 

『好きにしていいそうです。』

 

「ふ、カナタ殿か…」

「だからなあ…聞いてんのか!?クルガン!」

「ああ、聞いている」

そう言いつつも、クルガンの手は襟元から侵入してきている。

「クルガン、テメエ何してんだ?」

怒りの滲んだ声でシードは言い放つが、クルガンは意にも解さなかった。

「見てわかるだろうが、」

「なに言ってッ…」

シードの言葉は最後まで続ける事が出来なかった。

「んぐっ、うっふっっ…」

「しっかり舐めろ、辛いのはお前だ」

無理矢理口の中に指が含まされ、思わずシードはむせ返る。

しかし、それに噛み付きむりに引き抜く。

「なんだってんだっっ!」

わずかに眉をしかめてクルガンは嘆息する、そして先ほど見た紙片をシードに手渡す。

数秒後、シードは叫ぶ。

「なんなんだ、コレはーーーーーーー!!!?」

「わかったら、さっさと腹を括れ」

「括れるかッ!!」

「…そんなに痛いのが好みか、」

「なっ」

シードの身体に巻き付いている、リボンを一つ外しソレで両手をきつく縛り上げた

 

「ふあっ、もうイカせやがッ……んああっ」

自分ではどうする事も出来なくされ、それでもなお身体を限界まで嬲らさる

シードは悔しさと快感で涙をこぼす

「仕方ないな、」

「ん、ああああああぁぁん」

一気に追い上げられ、シードは身体を震わせ達す

縛り上げられた手首が、ピインと張る

グッタリと力が抜け落ちたからだが、扇情的に伸ばされる

「……………」

クルガンは黙ったままシードの身体を起こしあげると、自分の身体の上に跨がるように乗せる。

そこにはクルガンの猛った物があった。

「クルガッ…まだっ……ムッッ」

無理だと言おうとした口が塞がれる、その舌戯に翻弄され身体を支える力すら無くされてゆく。

「んうーー、んくっぅううう…っっ」

自分の体重でずぶずぶと刺さっていく、熱くて、痛くて、イヤだと言う事すら出来なくてシードはぼろぼろと涙をこぼす、

「泣くな、」

涙がクルガンの指で取り除かれてゆく、それがあまりに優しくてシードは思わず首を縦に振る…

「ん…」

身体がようやく痛みを快感として捉え、激しくなる動きに合わせて、自らもねだるように腰をふる

「あう、んくっああああああああぁぁぁ…」

シードの視界は真っ白になる

「まだだぞ、

この後、頷いた事を深く後悔したシードだった。

 

 

 

「シードさん、生きてるかなあ〜♪」

およそ心配しているとは思えない口調で、カナタは夜の森を散歩していた(カイルと)。

レベル上げと偽って、夜のデートである。

「…カナタ、アレって分かっててやったの?」

あれでは狼の目の前に簀巻きにして置いてきたような物である。

幾分怒りを含んだ口調でカイルがその事を尋ねる

「そうですよvいいじゃないですか♪お互い好きあってるんですから、」

「…よくないと思うんだけど、」

そうあっけらかんと言われては、怒りも消え失せてしまう。

「えへへv気にしないで早く帰りましょうv

腕をとって楽しそうに、歩いてゆく。

『最近シードさんと仲いいみたいですから、コレくらいはしてもいいですよね?ねえ、クルガンさん?』

今回の事件(?)の発端は何を隠そう(隠してない。)カナタの嫉妬が原因である、おそらく前々から練っていたのだろう。

 

『オレンジドラゴン』軍リーダー、カナタ15歳。

外見とは裏腹に、その内面はドス黒い。

 

 

「信じらんねえ、」

「これで、借りは返せただろう?」

痛む腰をさすりつつ、シードはグチをこぼす。

「腰が痛い、痛い痛い痛い。」

「お前も良がっていたと思うが?」

「バカヤローーーーーっっ!!!!!!!!!!」

怒りに任せ、手が届く範囲の物を投げ散らかしてゆく、

そして、クルガンの部屋は壊滅状態に陥った。(ちなみにこの後当然のように寝込んだ。)

 

 

 

 

 

以下、ネバーエンディング。

(最初に戻ろう。)

 

                                   おわる。

コレで勘弁してね〜。紺碧さん。途中で訳わからんようになった。