ロマンvvv
今、カイルは困っていた…。
とてつもなく困っていた。
「カ・イ・ルさぁ〜〜〜んvvv」
「カナタ…もう、やめてくれない?」
「だめですぅ〜〜〜!!!」
カイルのお願いはあっさり却下された。
「カナタ…」
「何ですか?カイルさんvvv」
「何でまた…こんなこと思いついたの?」
「それは企業秘密ですvvv」
カイルは小さく嘆息した。 この少年に何も言っても無駄だとはわかってはいる。
しかし、この部屋の惨状に一言 文句を言いたかった。
この部屋の惨状。それつまり・・・
――――――薔薇の花でいっぱい。
いや、正確には薔薇の花だけではなく、幾多もの種類の花々で満たされていた。
カイルは花が好きだ。
しかし、このように膨大な量の花に囲まれるのは、遠慮したかった。
むせ返るような花の匂いに包まれながら、カイルはカナタとお茶をしていた。
お茶は美味しい。
しかし、この花とお茶をすることと、どんな繋がりがあるのだろうか。
そんなことを思いながらも、結局、カナタに流されているカイルであった。
「ん〜〜〜、カミューさんに教えていただいたお茶は最高ですね?カイルさんvvv」
「うん…美味しいね」
(お茶だけなら…)
そう思いつつ、ティーカップを口元に運ぼうとした、カイルに異変は起きた・・。
「っっっ!!!!!」
かしゃんっ ティーカップを派手に取り落とし、カイルは自分の身体を抱きしめた。
「カイルさん、どうかしましたか?」
ニコニコ顔のままカナタが尋ねる。
その時、カイルは全てを悟ったような気がした。
「まさか…」
「油断大敵ですよ?なんっちゃってv気にしないで下さい、ただの媚薬ですからvvv」
「なっ!!!」
あっさり告げるカナタにカイルは絶句した。
「さあ、愛の営みを始めますかvvv」
そう言ってカナタはカイルを軽々抱き上げるとベットに横たわらせた。
欲情を必死に押さえ、潤んだ瞳で睨みつけるカイルにカナタはその中身とは全く異なる天使のような微笑を向けて言った。
「すっごく良い表情ですね、そそられますvvv」
カナタはカイルの表情に煽られるのを、感じていた。
「僕の、カイルさんが欲しくって仕方ないって言ってるんですけど、カイルさんのはどうですか?」
「やっ!!」
カナタの手が、カイル自身を布越しに触ってくる。
こんなのは嫌だと心が思っていても、カイル自身はカナタの愛撫に従順に反応する。
薬の所為で欲情し、重くなった身体を引きずり逃げようとするが、カナタがそれを許すはずがなく、カイルの身体を押さえつけ、服を剥いでいった。
「…すごいですねvカイルさんも僕が欲しいんですねvvv」
「カナタ…やめ…」
「やめませんvそれにやめられると困るのはカイルさんじゃないですか?」
カイルはカナタの言葉を否定したかった。
しかし、それはカナタの口付けにより、封じ込められた。
「んん……」
苦しげに漏れるカイルの艶やかな呻き声がカナタの脳髄を犯す。
「カイルさん、僕、我慢できそうに無いですv入れちゃって良いですか?」
にこにこ笑いながら、カイルの秘部に指を差し入れ、何度か抜き差しを繰り返す。
それだけでも、カイルは意識を全て、持って行かれそうになるような快感を得てい た。
「あぁ……ん、ふぅ……」
カナタはカイルのその様子を見て、満足そうに微笑むと指を引き抜き、猛った自身で 一気にカイルを突いた。
「くぅぁあぁぁ……」
激しい熱とともに侵入してくるカナタ自身にカイルは白い咽喉元を曝け出した。
ずずずっと蛇が這うような音とともに、カイルの中のカナタが質量を増しながら動く。
その感覚にカイルは狂ったように頭を振り乱した。
「すごい乱れようですね?そんなに良いですか?」
動きを止めないままカナタが言った。 しかし、カイルにはその質問に答える余裕は最早なかった。
媚薬によって敏感にされた感覚をどうにかしてやり過ごそうと、必死にカナタの背中に爪を立てていた。
快感に囚われたくない一心に、嬌声を惜しみなく漏らした。
「カイルさん、愛してます…」
遠い意識の中でカイルはカナタの愛を告げる言葉を聞いた。
そして、自分の中にカナタの熱い熱を感じながら、その意識を手放した。
後日
「うわ〜〜〜ん、カイルさ〜〜〜ん!!もうしませんから許してくださ〜〜〜い!!!!!」
グレッグミンスターにあるマクドール邸の前で、泣き叫びながら許しを請う同盟軍のリーダーの姿を見たものが多数いたそうな…。
END
あとがき
終了〜〜〜vvvやっと終わった!!!もう、主坊は書きたくないぃ〜〜〜〜〜!!! !!(T_T)
百歩譲って漫画ならOKだけど…。(涙) 主坊よりもクルシーが書(描)きたい!!!!! 深海紺碧