調べもの
放課後、部活をする生徒もそこそこなこの時間、とある教室で2人の人陰が調べものをしていた。
「あっち〜なぁ〜〜〜」
パタパタと下敷きで扇ぎながらセーラー服の襟元を大きく開けるシード。
「シード、服装を正せ」
パラパラと資料を捲りながらクルガンが憮然とした表情で言う。
「い・や・だっ!!あちーんだよっ!!」
アッカンベーをして言うシードにクルガンは小さく嘆息した。
今、2人は社会科の資料室にいる。
クルガンが明日の授業で使う資料を探すのに、シードに手伝いをさせているのであった。
クーラーのない資料室の室温は、外気温度よりも十度くらい暑く感じる。(特にシードにとって)
そんな中での探し物である、堪え性のないシードはすぐに厭きて、床に胡座をかき、座り込んでしまった。
クルガンはというと、汗一つかかず、黙々と資料を探し続けていた。
「何でてめーは汗一つかかねーんだっ!?どっかおかしーんじゃねーのか!!??」
心底不思議そうな顔をして言うシードにクルガンはシレッと探し物をする手を止めぬ まま答える。
「日頃の鍛練だ」
「…あ"ー−−、あ"〜づ〜い"〜〜〜!!!」
更に服をはだけさせ、下敷きを扇ぐ手を速める。
「シード、服をちゃんと着ろ」
「いやだっ!!どーせ、オレはお前みたいに日頃の鍛練がなってねーし!!」
「その格好は日頃の鍛練どころの話ではないぞ?」
「うっせ〜、てめーの神経の方がイカレてんじゃねーのか!?」
「………ならば仕方がないな…」
そう言うとクルガンは調べものをしていた手を止めると、シードに向き直った。
「な、なんだよっ!!」
じりじりと後ずさりながら、シードが悪態をつく。
クルガンが無言で詰め寄る。
狭い資料室では逃げ場がなく、すぐにシードの背中に冷たい壁の感触が伝わってきた。
「わっ、く、来んな!!」
手近にあったファイルを手当りしだいクルガンに向かって投げ付ける。
しかし、クルガンはそれらをあっさりと避けてしまう。
「な、なな直せばいーんだろっ!!」
慌てて服装を直そうとしたシードの両手首をクルガンは掴み頭の上で一纏めにし、押さえ込むとシードの耳元で低く囁いた。
「タイムアウトだ」
そう言うとクルガンはシードの唇を塞いだ。
「ん……んん…」
鼻にかかるような声がシードの喉から洩れる。
抗議しようと開けた口から舌を差し入れ、クルガンは深く口付けた。
「はぁ………」
唇を離したとき、どちらのものともつかぬ銀糸が2人の唇を繋いでいた。
キスの余韻でぼうっとしているシードのスカートの裾からクルガンが手を差し入れる。
「なっ!!何、勝手に発情してんだよっ!!この、エロジジイ!!!」
顔を真っ赤にさせ、抵抗を試みるが、両手を封じられているため無駄に終わる。
「誘ったのはお前だぞ?」
太ももを触る手をセーラー服の下へと移動させながら、耳元で甘く囁いて甘噛みする。
「ひぁっ!いつ、俺が…誘っ…んっ……」
「服装を正せと忠告してやったはずだ。直さなかったという事は、して欲しかったのであろう?」
「な…んで、てめーはそう…自分本意……んだ………」
胸の突起を弄られ、熱くなってゆく身体を持て余しながら抗議の声をあげる。
そんなシードのクルガンは意地の悪い笑みを浮かべると、今まで胸の突起を弄っていた手でシードの下着を太ももの辺りまで引きずり降ろすと、シード自身に指を絡めた。
「あっ!!」
びくっと身体を震わせるシードにクルガンは満足そうに笑い、シード自身を扱き始めた。
先走りの蜜がクルガンの手に伝い、愛撫を手伝う。
クルガンはシードの首筋、鎖骨、胸板へと唇を落とし、紅い痕を残してゆく。
シードは身体の奥に生まれたどうしようもない熱にさらなる快感を求めるように、クルガンに強請るように惜しみなく甘い嬌声を上げた。
無抵抗になったシードにクルガンは皮肉気に笑った。
「どうした?止めて欲しかったのではないのか?」
根元をきつく握り込んだままシードの欲望に爪を立てる。
「やぁ…ん…ぁ…くるがぁ……ん」
深紅の瞳を潤ませ、目で訴えるシードに尚もクルガンが問う。
「口で言わなければわからんぞ?」
(わかってるくせに……)
潤んだ瞳でクルガンを睨み、途切れ途切れに言う。
「くる、が……いかせ…て………」
シードの言葉を聞き、クルガンはにやりと満足げに笑うと、汗で張り付いたシードの前髪を軽くかきあげ、額に唇を落とすと、太ももの辺りで止まっていた下着を剥ぎ取ると大きく足を開かせた。
「あっ………」
恥ずかしさのあまりシードは頬を朱に染め、クルガンにしがみついた。
そんなシードにクルガンは苛虐心を煽られるような気持ちの高揚を感じた。
まだ慣らしていないシードの蕾に自身を宛てがうと一息に突いた。
「くぅああああぁぁぁっっ!!」
激しい痛みと快感がシード身体を支配する。
白い咽を曝け出し、クルガンの与える痛みと快感をやり過ごそうとする。
その反面シードの内壁はクルガンを求めるように、クルガンをもっと感じようとするように絡み付く。
クルガンがシードの両足を持ち上げ、激しく腰を打ち付ける。
「んっ、くぅ……は、ぁあ………」
ぐちゅぐちゅと淫らな音が狭い室内に響く。
シードは自分の理性が蝕まれてゆくのを感じていた。
クルガンもまた、シードの中でその欲望を育てていた。
「あああああぁぁぁ………!!」
一際かん高い声を上げ、シードは快楽の頂点を極めた。
クルガンはシードの中にその熱い迸る欲望を吐き出した………。
「見つかったぞ、シード」
赤いファイルを小脇に抱え、クルガンがシードの元へ歩み寄る。
「……………」
シードはグッタリと床に座り込んだまま、クルガンを恨みがましそうに睨み付けている。
「どうした、帰らないのか?」
「誰の所為で立てねーと思ってんだっ!!!」
にやにやと笑いながら問うクルガンにシードは無駄ともわかっていたが棚に並べてあったファイルを力一杯投げ付けた。
END
あとがき
すみません、またまた派手にやっちゃってます…。というかやってるだけ?!(滝汗)
晶様、『学園ものクルシー(裏)』これで良かったのでしょうか………。(^^;)
私が書くととんでもない事になるよな…。クルガン氏いっつも鬼畜だし………。(ぽつりと)