SM初級編  

 

「やっ、カナタやめてぇ…」

ギシリとベットの端に縛られた縄が軋む、

 

「きれいですよ、」

クスクスと笑いながら、暴かれた肢体を撫でる

そんな仕草にカイルはびくりと身を竦める

 

「ほら、ここピアス穴空けましょうか?」

乳首の辺りを安全ピンでなぞる。

ピンはまだ出されていなかったが、ひやりとした感触はそれだけでもカイルの恐怖心を煽るのに十分だった。

「いやぁ、カナタぁ、本当にやめてぇっっ」

抵抗しようにも縛られた手はどうする事もできずに手首に紅い痕を残ってゆくだけだった。

もがけばもがく程に縄はきつく手首に食い込んでくる

「どうしましょうか?」

クッと力を入れ、ピンが外される

鋭く尖った針がカイルの突起をつつく

「っっっっ!!!あぁっ」

快感の方が強かったが、いつそれが苦痛にかわるかわからない事がカイルを怯えさせる。

「本当に痛いのキライなんですね〜」

カナタのつぶやきにただカイルは頭を立てに振った。

「じゃあ一個だけにしときますね、」

「!」

 

ツプリッ

 

「ああああやああっっ!??」

痛みは少なかったが、安全ピンをさされたままではいやでも感じてしまっていた。

「とってぇ、痛いッ!!やああぁ…っっ」

「うるさいから口塞いじゃいましょうね♪」

どこからかガムテープを取り出す

「っっふぅ!!」

「大人しくして下さいっ!」

頭を振り、激しく抵抗するカイルに、無理矢理ガムテープを巻き付ける

暴れたためにガムテープは口だけでなく、目から首にかけてぐるぐると巻かれていた。

かろうじて右目だけが覗いている状態だった。

カナタは一仕事終え、軽く息をついた。

「……お仕置きしなきゃね?」

こんなに抵抗したんだからと言い、ニコッと微笑み、カイルの体勢を無理矢理変える

引っ張られた手首に痛みが走ったが、それとは比べ物にならないような痛みがカイルの身に起こった。

 

「ーーーーーーーーーーーーーーっっつh!!!!」

「一一一一…入りましたね、」

慣らしてもいないのに、とカナタは付け加える。

ムリに突き入れられたおかげで、カイルの蕾は傷つき、血を流していた。

「hーーーっっ!んhーーーーーっ!!」

痛みに耐えかね、カイルは意味なく頭を振りつつカナタに哀願の目を向ける

その目にカナタは笑いかける

 

「動きますよ、」

ぐちゅぐちゅと卑猥音と荒い息遣いだけが静かな部屋に満ちる

カナタの先走りと血が潤滑剤となり、比較的スムーズに律動が繰り返される

「hっ、んっ、んっんっんーっ…」

痛みに涙を流していたカイルだったが、いつの間にか快感を得ようとし、自身の蕾は収縮し始めていた。

 

「気持ちいいんですか?」

カナタの手が前を弄る

「一一一一一一っっ」

思わず腰が動く、

しかしそれは、解放されるために伸ばされた物ではなかった。

この狂いそうな行為を長引かせるためだけの物だった。

 

ずちゅずちゅと洩れるぬめった音はだんだんとピッチが上がっていた。

「ふぁ…あ、あ、あぅっんんっっ」

「一一一一一一一一っん」

汗で口元を覆っていたガムテープが剥がれ落ち、喘ぎ声が洩れる

その声に触発され、カナタは自身を放っていた。

「っっんっ、くぅぁあぁっ」

内部に熱いほと走りを感じ、カイルは快感に打ちふるえカナタ自身をきつく締め上げる

しかし、未だカイルは解放を許されていなかった。

 

ズルリとカナタは自身を引き抜く

「やあ!イカせてぇ…」

ぼろぼろとカイルの瞳から涙がこぼれ落ちる

「どういう風にですか?」

「っっ!」

カイルは思わず黙り込む、そこまで言えというのは酷だった。

 

カナタはその強情さに感心し、サイドテーブルのワインを取る

それを空け、一口二口呑むと今度はカイルに言い放つ

「呑んでくれたらイカせてあげます」

口元に瓶を持ってゆくと、カイルは素直に口を開き、それを嚥下し始める

半分以上のこっていたワインが次々に減ってゆく。

それに比例し、カイルはどんどん苦しそうな表情になってゆく

口の端から飲みきれなくなった紅いワインがこぼれ落ちる、

「っ、げほっっっ、うっくっ」

むせ返りながら、カイルの顔は息苦しさからと酒が回ったのとで真っ赤になっていた。

もともと酒に強いタイプではないのだ。

「まだ残ってますよ」

「もうっっ、ムリぃっカナタぁっっ…助けてぇっっ」

意識が朦朧とし、苦しみを与えられている相手に助けを求める

「じゃ、こっちで呑んでもらいます。あ、これ以上いじめてもあれですからv我慢できなくなったらイッて下さいね、」

「っ!」

カイルの蕾にひやりとした物が押し入れられる

慣れない無機物の感触にカイルは快感よりも恐怖を覚える

「やっあっっ!?」

内部にワインが流れ込んでゆく

「全部入るかな?」

そうカナタは一人ごちる

「冷たっぅ……」

身を捩ろうとした瞬間、内部の瓶を奥に押し入れられる

「やああああああっっ!!」

「こんなんのでも感じれるんですね」

面白くなったのか、瓶を動かし抜き入れする

「あっあっあっ、んーーーっあああああっ」

きゅうっと瓶を締め付け、我慢しきれなくなったカイルは白濁した液を放ち達する

「へえ、こんなふうに締まってたんだ…」

ひだを指先でなぞる

「んあああっ…」

ぴくぴくと身体を痙攣させる、胸の突起からは血があふれ胸を赤く濡らしていた

それに目を止めたカナタは、血を舌でなぞるように舐め取る

「んっ…」

焦らされ、もどかしくなった瞬間突起を強く吸われる

刺さったままのピンはもはや気にもならなかった。

「っっ、あんっ」

ちゅくちゅくと音を立てながら吸いつつも、右手は反対側の突起を弄られる

左手は今だ、カイルの中に入っている瓶を固定していた。

「もうっ、んっ抜いてぇ…カナタッの、ほしっ…くああっ」

「ほんとうですか?これでもいいんじゃないですか?」

歯を立てつつ、左手で瓶を動かす

「あっ、ん、いやあ…カナタのがいいっ…」

潤んだ目でカイルは見上げる。

カナタは瓶を引き抜くと、カイルを固定してあった縄を切った。

「あっ…」

自由になった腕をカナタの首にまわす

「ここ、色々洩れてますよ、」

カナタの指はひくついている蕾へと伸ばされた、

その指にカイルの蕾は絡み付くように収縮する

「入れますよ、」

ぐりゅっ

「んーーーっあっう、もっとぉ……」

思考回路が停止したカイルは嬌声をあげながら悶えて、荒い息遣いが互いを煽った。

いつもよりも濡れた音が響き、狂おしい快感が2人を包んだ。

 

 

 

 

 

 

 

お疲れ様−。

カイル:もうSMなんか絶対しないーーー!!!!(怒泣)

カナタ:うわ〜ん僕だってやりたくてやったんじゃないんです〜(途中ちょっとノリノリだったケド。)

    ちゅうくらいさせてくださいよ!![きっ]

えーっと、SMだし。(汗)

カナタ:関係ない!![べきいっ]

うきゅう。それにこれ、初級編だし…(それも関係ない。)

カイル:[ぴくっ] 初級編?

うん。まだ中級編と上級編があるんだって。

カナタ:……………へえ〜(やりたいけど、『ちゅう』できないんだったらヤだな。)

カイル:!!!!!カナタ、とりあえず海月さん倒そうかv

カナタ:はいvカイルさん、2人で幸せになりましょうねv

ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!

 

 

                                              終わる