愛のサスペンス劇場〜謎の首輪編〜

 

 

チュンチュン チチチ…

のどかな朝………

カイルはまだ眠っていた。最近では寝ている時に気を張り詰める事もなく、気配も(あまり)気にする事もなくなってしまった。

「ん……」

わずかに身じろぎ、ぼんやりとした瞳が天井を見つめ、起き上がる。

「………」

隣にカナタがいないという事を除けば、いつもと変わらぬ朝である。

しかし―――――――…

 

ジャラリッ…

と、妙な金属音が響いた。

「……………」

嫌な予感にカイルは視線を下に落とす。

首輪。

しかも金属の…。

 

「カナターーーーーーーーーーーーー〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっっっっっっ!!!!!!!!(怒)」

 

麗しい怒声が早朝の城内に響き渡った………

 

 

 

パタタパタパタタパタタタタタタタタタ……!バッターーーンッ!

 

「はーーーいvおはようございますーーーーvvv愛の絞り立て牛乳………………」

嬉しそうな顔で駆け込んで来た少年………その視線の先にあったのは明らかに怒りの表情をたたえた首輪付きのカイルが……………………

「ギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッッッッッ!!!!!!カイルさんが他の人に危ない事されてますーーーーーーーーーーーっっっっっ!!!!!犯人は誰ですかーーーーーーーーッッッ!!?首謀者を答えて下さいーーーーーーーーーーーッッッ!!!!!(激怒)」

絞り立ての牛乳の入ったコップを投げ捨て、カナタは絶叫する……。

その反応でようやくカイルも気付く、

「え……?カナタがやったんじゃなかったの…?」

「何で答えてくれないんですかーーーーーーーーッッ!!!はっ!まさか相手の人を庇っているからなんですねっ!?そうなんですねっ!?うわーーーーーんっっっっっ!!!他の人に取られるくらいなら心中してやりますーーーーーーーーーーーッッッッッッ!!!!(泣)」

「ちょっとカナタッ………!!(汗)」

錯乱した少年の攻撃に、鎖の先がちょうどベッド柵に括られている為、逃げる事も出来ない…………カイルはしょうがなく、

 

 

 

「ごめんね…(汗)大丈夫………?」

「あううーーーーーーー…(汗)痛いです〜〜〜〜〜〜〜〜っ(泣)」

棍でど突き倒され、カナタの暴走はようやく収まったのだった…。頭には、痛々しくたんこぶが出来ており、それをカイルが申し訳なさそうに撫でている。

「コレ……カナタじゃなかったんだ…」

「幾らなんでも、僕がするなら皮のやつですよ〜。ここまでは……」

カイルの細い首には、精巧な細工が施されている『銀の首輪』(コボルト装備用ではないらしい)がつけられていた……。しかも、まるであつらえたようにぴったりと、

「うわっ………(汗)コレ溶接されてますよ……」

「切れないかな…?」

「今持ってる道具だけじゃ、首もきれると思います、」

呑気そうな会話だが、そんな呑気にしている場合ではない。

 

「ていいますか。まずは犯人を見つけだして、血祭りに上げなきゃいけませんよね………」

「『血祭り』って………(汗)」

カナタの瞳が怪しく光っている……。

「そうです!!もう見つけたらぎったんぎったんの賽の目切りの刑ですーーーーーーーーーー!!!!!」

がーーーーーっ!(怒)と怒りにかられて、ダッシュで外へ飛び出そうとした少年だが……。

「カナタッまっ………っぅ」

急に動こうとしたため、鎖の長さが足りなくなり、首が引っ張られる。予期していなかった為、カイルは息がつまり涙目になった。

「…………(あ…vかわいいですvvv)」

一瞬にして、戻ってくるげんきんな少年だ。

ポスッとカイルの前に正座する。

「カ〜イルさんv」

「?」

「可愛いからちゅうvしていいですか♪」

「 !?」

返事を聞く間もなく、少年は不意打ちで口付ける。

「〜〜〜っ…」

反射的に目を瞑ってしまい、余計に口内の感触が生々しく伝わってくる。絡まされる舌にもたらされる感触に身体をビクビクと跳ねさせると、首にかかった鎖が音を立てた。

「………………っは」

「……(うっわーー…なんか、かなりいい感じです〜v>悪)」

頬を上気させ、涙目で吐息を吐く、カイルの首に首輪………何やら、扇情的な様子だ…。

「♪〜」

よいしょっとvと呟きながら、カイルを引き寄せ無理矢理膝の上に乗せる。

「っ………」

何となく、この体勢が恥ずかしいのか、カイルは身を捩って逃れようとするが、ここまで来て少年が逃す訳がない。

「ダメです〜〜っ!」

「っ!!」

ギュ〜〜ッと抱き着き、カナタはカイルの身体を舞えに引っ張った為、ベッド柵につなげられた鎖が突っ張った。

「っ…!苦っし……(汗)」

勢いがあった為、本気で首が絞まったようだ。

「うわっ!?大丈夫ですかっ!?」

ぎゃっ!(汗)とカナタが上を向くと――――

 

潤んだ瞳に涙を溜め、苦しそうな表情でいるカイル………。

 

「………」

ぎゅ〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!

「っっ………!」

 

「………(いっいろっぽいですっ…!でも、カイルさん苦しめるのは本意じゃないですしッ!あ゛ーーーー!でも、可愛いですしッ!!)」

煩悶する少年に、カイルは呼び掛けた

「っ………カナタ…(苦しいから止めて)」

「―――――。」

 

切れた。

 

―――――――カリッ

「っひ…」

寝巻きの薄い生地の上から、胸の突起を齧られ、カイルは痛みとむずがゆいような感覚に声を上げる。

歯を立てられた後、すぐに舌の生暖かな感触が走り、寝巻きに唾液の染みが広がるまで吸い付かれる。

「っや……やめ」

「あ、ほらもう尖ってます」

カイルの声に胸元から顔をあげるが、楽しそうにそんな事を言うだけだ。

「じゃあ、反対側も〜♪」

「やめっ!やっ……!」

今度は服をまくり上げられ、直に感触を伝えられそうになり、カイルは必死に抵抗する。

まだ朝だと言うのに………

「え〜〜〜。じゃあ、口にv」

「っ!」

首をかき寄せられ、鎖が引っ張られ、首輪で首が絞まった。酸素を求めるように口を開くカイルに、少年が口付ける。

「〜〜〜〜〜〜〜っうっ…んっ…く……ふぁ………」

舌を絡め、上顎をなめられ、息も出来ない間まで口付けられて、ようやく解放される…。

「っ……ふ………ぁ……」

ビンッと張った鎖がどれだけ首が絞まっているのかを如実に語っているが、既に止められる状態ではなくなっている少年は見ない振りをした。

「よっと♪」

「っ!」

ズボンを下着ごと下にずらし、腕を越しにまわし、その指先を後穴へ侵入させる。

いつの間にか何かの液体で濡らした指先は抵抗が少ないままに入り込み、躊躇なく、内部をかき回した。

「っぃ…やっ……だっ」

「ヤだって言っちゃ嫌です〜〜〜。」

慣れた様子で指を増やす。敏感な内を探り、煽るようにバラバラに指の動きを変えた。

濡れた音が辺りに響く……

「っぁ………や、めっ……」

「気持ちいいんじゃないですか〜?」

「んっ……んんっ…!」

残念そうな声で呟くカナタだが、カイルは涙を零しながら身体を震わせている……どう言う状態かは一目瞭然だろう。

「前の方も……気持ちいいですよね?」

「っ〜〜〜〜〜…」

後ろに入れていた指を引き抜き、軽くカイルのそれに絡ませる。

「はっ……ぁっ………っんく…も………やめてぇ……」

ケホッ…と咳き込みながら、カイルは小さな声で訴える。力の抜け切った身体では、自分の身体を支えるのも困難で、何度も首が絞まってしまったらしい…。

「やめるのは、コレがすんでからでいいですよね〜v」

「っ……」

人の話をまったく聞かずに、少年は前をいじり、笑いながらそう言った。ひゅっ……と擦れた熱い吐息が絶え間なく零れでている。

その反応に満足し、無理な体勢からすっかり熱くなった自身を取り出す。

「カイルさんv」

「っ、」

ちゅっvと口付けると、カイルの身体を腕だけで引き上げ、再び上に降ろす。

「っ〜〜〜〜〜あっ!」

押し入ってくる異物に、耐え切れずに、引きつった悲鳴をあげる。本能的に逃げ出そうとして、もがくが変に暴れれば、首が絞まる為にそれすらままならない。ただ、身体がついてゆかない内に揺さぶられる動きに耐えるだけだ…。

「っ……ふっ………ぅっ…ん、ん―――…!」

「カイルさん、」

荒い吐息がもれる。心の中では、苦しそうな表情もやっぱり可愛いですっ!と思っているようだ…。

「ふっ…………ふっ……くっん、…んっ」

「くっ…(もっとグチャグチャにしたいんですケド、さすがにコレでやったらカイルさん死んじゃいますっ……!)」

鎖のせいで満足に相手に縋り付く事も出来ずに、カイルは既に焦点の合わなくなった瞳から涙を零す。

ふいに耐え切れなくなったのか、カイルの身体から力が抜け落ちた…。

―――――ギッ …

「っぐっ――――…ぁ!」

咽に首輪が食い込み、今までになく息がつまった。

その衝撃から、カイルは達し、内部を締め上げる。

「、」

―――――――身体の奥、熱い液体がはぜるのを、カイルは遠くで感じた。

 

 

「――――――――――…はぁ、って………」

気を失った為に、鎖によって身体の体勢を保っているカイル。

「ギャーーーーーーッ!カイルさーーーんッッッ!!!!!(汗)死んじゃ嫌ですーーーーーーーッッッ!!(泣)」

無論首は絞まっている。

 

 

 

 

 

「ところで、一体誰がこんなまねを!!」

「……」

ゴ〜〜〜〜〜ッ!と燃えつつカイルの首輪の工具でいじりながら、カナタは叫ぶ。

カイルの方はようやく落ち着いて呼吸が出来た為と、疲れた為で動く気力さえ残っていない………。

そして、……………どこからともなく笑い声が響いて来た。

 

「ほほほほほほほほほほほほほv」

 

「はっ!この声はっ!!」

「………(もうどうでもいい…)」

カイルが投げやりになっていても、事態はかってに進んでゆく……。

長い髪をたなびかせ、どこからともなく現れたのか、部屋の真ん中でジルが立っていた。(カゲを使ったと思われる)

「お久しぶりですわね、」

「ジルさん!(本当に)お久しぶりです!」

ではなくて、

「もしかして!カイルさんに首輪をつけたのは……貴女ですかっ!?」

「その通りですわ!私がカゲに命令し、つけさせたのですv無論2人の愛の営みはばっちりビデオテープに映させて頂く為にvvv」

この通りvとビデオを見せつけるジルだ。

「ああっ!なんて(うらやましい)事を!!」

「では、失礼させて頂きますわv」

ほほほほほほほほ……と笑い声だけを残し、カゲに抱かれて消え去るジル様だった……。

 

「―――――――――はっ!こうしている場合じゃないです!!テープを取りかえさないとダメです!!カイルさん!僕らの愛の為に、頑張って取りかえして来ますーーーーーーーーーーー!!!!!!!」

「え?(汗)」

だーーーーーーーーーーっっ!!とダッシュで窓から飛び出す少年に、カイルは驚きの声をあげる。

「カナタッ!!(解いてからいってほしいっ!>汗)」

鎖の為に身動きがとれないままに、残されてしまったカイルだ……。

 

それからどうなったかと言うと…………

 

 

 

ズルズルズル………

 

「うわっ!?(汗)」

「なんだその格好は!?(汗)」

「フリックかビクトール………どっちでもいいからコレ切って…(泣)」

せめて柵だけでも………とベッド柵を引きずるカイル(首輪装備)の姿が見受けられたと言う。←棍では、破壊し切れなかったらしい。

 

 

 

久しぶりに裏小説(自発)

そして、自爆。(死)

わけわかりません。