より怖いもの。
「リーダー、入るぞ」
コンコンと、ドアを叩き、フリックは同盟軍の幼きリーダー、カナタを起こそうと少年の自室に入った。
「…………」
そして、入った瞬間に固まった。
ベットの上では、今まさに押し倒していますの図の二人がいたからだ。
「な…(汗)」
フリックも、ここでUターンしてとっと帰ればよかったものの…………。まあ、この辺りが彼の不幸男っぷりなのだろう。
「何してるんだ…?(滝汗)」
すでに、混乱の頂点に達していたのか、フリックが呆然と呟きを漏らす。
そして、返事はというと…………
「脱がしてます。」
「ぬ、脱がされて、る……?(汗)」
ちなみに、カイルはパニック中である。
「はぁ…(汗)」
「お前、なんか疲れてねえか?」
ため息をつくカイルに、ビクトールはそう呼び掛けた。
無論、カイルは朝っぱらからの出来事について、ため息をついていたのだ………。
そして、そんな事を人に言えるはずもなく言葉を濁すしかないが。
「ちょっと………」
「また、リーダー問題か〜?」
しょうがねえな〜と笑うビクトール。
「それにしても、」
「?」
ひょいっとカイルは、両手で腰上を捕まれ、持ち上げられる。
「前より細くなってねえか?軽過ぎだな。」
「…………。」
わはははははは!と笑う熊さんにカイルは口を開く。
「ビクトール、最近子供の遊び相手でもしてたの?」
「ん?ああ、」
それで、この後遺症か、とカイルは納得がいく。
「……………」
しかし、あまり抱き上げられているのも、面白い事ではない。取りあえず、どうしようかと悩むカイルの手(棍装備)に力がこもる。
――――――その瞬間。
「うわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んっっっっっ!!!!!」
ドカッ!
「ぐはっ!(汗)」
「ビクトールさんッ!!(僕の)カイルさんを持ち上げるなんてッ!!そんなうらやましい事するなんて酷いですっッッ!!!!(怒)」
「おっ…お前っ……レバーをなあッ…!(汗)」
不意打ちに思いっきり拳が背中(肝臓)にめり込み、幾らビクトールといえども痛かった。ばったりと倒れて、痙攣している。(ちなみに、カイルは脱出)
「う゛うっ…!カイルさ〜ん?」
「?(汗)」
カナタは次に、カイルを振り返った。そして、思いっきり抱き着くと
「酷いです〜〜〜!!」
「!!!!!」
ぺろ〜っ…と。耳を舐め上げた。
「君がここにいるのは、百歩譲って認めてあげるよ」
苦々しい表情で毒づくルックに、カイルは首を捻った。
「うん?」
カナタから逃げた為、何となくルックの所にいるのだ。―――――言葉を変えると、隠れているともいうが…
「あのバカを何とかしてくれたらね。」
「くうっっっ!!憎いですっ!かなり憎いです〜〜〜〜〜ッッ!!」
ルックが示す方向には、壁にぴったりとくっついて、殺気を放ちまくる少年の姿があった。
「カナタ………(汗)」
「はっvカイルさーーーんっ!!!」
「(汗)」
バッ!と抱き着こうとしてくるカナタの勢いに気押されて、カイルは逃げようとするが、獣の方が動きが早かった。マッハ5という所か。
「カイルさ〜〜んッッ!!(泣)」
「カナタッ!!(汗)」
脇から手をつっこまれ、そのまま服の中に手をつっこまれる。勢いあまったのか、押し倒されたまま抱き着かれるカイルだ。
「〜〜〜〜〜っ!(汗)」
「……………………君ら」
ルックの目が細められる。
「――――――――他でやりなよ」
『切り裂き』発動
「――――〜〜…。」
ふらふらとした足取りで、カイル(無傷)がレストランに現れる。どうやら、かなり疲れているらしい…。
「おっ、カイル………って、オイ、生きてるか〜?(汗)」
シーナにそう声をかけられるが、曖昧に頷くだけだ。まあそれだけで、何があったか容易に知れよう。
「まあ…がんばれよ――――って、おっと」
「?」
カイルが?となった時、本人は自覚していなかったが倒れかけていたらしく、ぼふっ!とシーナの腕の中に受け止められていた。
「大丈夫か?」
「うん、ありがと」
「ってか、俺は抱き締めるんなら、女の子の方が――――」
ガシャン。
「「?」」
食器の割れる音に、二人が何ごとかと振り返ってみれば
「カイルさんがッ!カイルさんをッ!!!!!」
ふるふると震え、固まる少年(裂傷)の姿が…
「カイルさん!僕の事好きですかッ!?」
「…………」
涙を孕んだ訴えに、カイルは沈黙で答える。
「さっきの事とかは、事故だってわかってますーーー!でもっ…」
「カナタ、」
カナタのとうとうと語るセリフを遮り、カイルは口を開く。
「先に、コレ解いて…(汗)」
「ヤです。」
手錠がジャラリとなる、両手を差し出すカイルに、即行でカナタは却下の返事を送った。
「好きっていってくれたら、解きますv」
にこ〜と笑う少年を見て、カイルの背に一筋の冷や汗が流れる。
「―――――やっぱり、嫌いなんですか〜〜〜〜〜ッッ!?(泣)」
うるうるとすがりつくような瞳で詰め寄るカナタ。一気に畳み掛けるつもりのようだ。
そして、案の定カイルはまける。
「キライ、じゃない、ケド…………(汗)」
「じゃあ、好きっていって下さい〜〜〜♪」
ケロンvとしていうカナタ。…………この切り替えの早さが…。
「〜〜〜〜(///)」
「さあ!」
「…………す……」
「さあ!」
「…………す……」
「さあ☆」
「…………す……」
「さあv」
…
この分だと大分時間がかかりそうだと、少年は判断する。
そして、目の前には、ベッド上で手錠をかけられ真っ赤な顔で俯いているカイルがいる………。これは―――――
「据え膳………………ですね?」
怪しく、カナタの瞳が輝いた………。
そして、そうっと距離をつめる。
「…………す………っ!?」
もそっと衣擦れの音をたてて、いきなり伝わってきた感触にカイルは反射的に後ずさろうとした。
「カナタッ!?なにすっ………っ!」
「い〜から、続きいって下さい〜〜〜vvv」
上擦る声を上げつつも、抵抗しようと試みるが手錠で封じられた手ではままならず、ただ弄ばれるしかない。
「ぅっ………っや………っ」
包み込まれるような動きに堪え切れず、カイルは更に頬を朱に染めぴくぴくと反応を示す。もはや、半泣きだ。
「カイルさん、つ・づ・きぃ〜♪いってくれなきゃ、やめませ〜〜〜んv」
それに、反比例する感じで、御機嫌なカナタだ。
暫く、遊ばれるように去れると、カイルのくぐもった声もだんだん切羽詰まったものとなていった…………。
「っ………ふぁっ…………ぅっ、く…んっ」
半場惚けた瞳に涙を滲ませ、痙攣するように身体を跳ねさせるカイル。拘束された手からジャラリと鈍い金属音が響く。
「じゃ、お願い変えて、『好き』っていってくれたら、イかせてあげますってゆーのどうですかv 」
クスクスと耳元でくすぐるような囁きに、カイルの口が僅かに動きを見せた。
「〜〜〜…っ〜〜、」
カナタにしか聞こえないような呟きは、少年の要望に添えたのか、カイルの口から小さく悲鳴のような声が上がる。
「vvv」
むろん、かなり御機嫌な少年である。
「…………。」
ぐったりと、身体をベットに沈ませるカイルの瞳に、壁に立て掛けてあった棍が映る。
「「「カイル、それ………(滝汗)」」」
「鍵が………見つからなくて、」
同じ言葉を同時に尋ねた、フリック、ビクトール、シーナに、カイルは遠い目でそう答えた…。
―――――――――ただ一人、ルックのみは、側に立て掛けられた棍に附着する血痕に目をやっていたが………………………………。
何が書きたかったのでしょうか…。
途中で、わからなくなりました。(遠い目)
ふふ…坊ちゃん受との指定でしたので、
多少総受っぽくしようとしたのですが…
ビクさんとシーナのとこ
違和感あり過ぎッッ!!
やってて、私はいやんになりました…v(死)
モロコ様、こんなのですみませんっ(泣)