好き―――なのかな―――

好きってどういう気持ちなんだろう―――

ただ一緒にいたい――

それは好きに入るのかな――――   

 

sky blue

 

青く広がる空。

透き通るスカイブルーの色は、レイヤは好きだった。ボーとしながら その青空を眺めていた。  

「レイヤさん!!!!これ着て下さい!!!!!!」

「なにこれ・・・・」

「メイド服です」

いきなりグレックミンスターのレイヤの家にサクヤが来たかと思うと、なにやら妖しい服を取り出してきた。それを見たレイヤはかなり嫌そうな顔をして、  

「絶対いや」

と言った。それを聞いたサクヤは、泣きそうな顔をして言った。  

「そんなぁ〜〜だって・・・・レイヤさん言ったじゃないですか!!!」  

「なにを??」  

「僕のお嫁さんになってくれるって」  

「な・・・にを!!!!」

と、否定の言葉を言おうとしたが、部屋の外で盗み聞きしていたグレミオがいきなり飛んで入って来て、

 「ぼぼぼぼぼぼ坊ちゃん!!!!そんなこと言ったんですか!!!ああ、これでグ レミオも安心しますよ・・・・。坊ちゃんがどこに嫁ぐかだけが心配だったんですけどサクヤ君のところなら姑もいないし、最高ですね!!!さっそく用意しないと!!!! !!」  

「・・・・・・グレミオ・・・・・・お前そんなこと・・・・・・・・」  

「ではレイヤさん!!行きましょう!!!!」  

「行くって・・・・どこへ??」  

「勿論このメイド服を着てもらうためにレパントさんの所に!!!!」  

「どうしてレパントのところに??」  

「このメイド服はトラン共和国のお城のなんです!!!」  

「いや・・・・・」  

「レイヤさん・・・・・そんなことばかり言ってると・・・・・無理やり襲いますよ・・・・・」  

「う・・・・・わ・・・・・わかったよ・・・・・今回だけだからね」  

「はい!!!」

とサクヤは天使の微笑をレイヤに向けた。何でいつもこうなるんだろうとレイヤは思いながらサクヤと共にトラン共和国のお城に向かった。

 

「じゃあレイヤさん、ここで着替えてくださいね♪」

とサクヤはレイヤに言い、部屋を出て行った。一人残されたレイヤはどうにか脱出しようとしたが、窓すらない牢獄のような部屋だったので諦めながらメイド服に着替えた。   

〜そのころ〜  

「サクヤ殿・・・・レイヤ様は・・・・・」  

「ばっちりですよ・・・・」

真っ暗な部屋でサクヤとレパントの話し声が聞こえた。

 

レイヤが着替え終わるのを見計らったようにサクヤが部屋に入ってきた。

そしてサクヤはレイヤに何か言おうとしたが、口をあけたまま、たたずんでいた。  

黒い生地の滑らかな服。その上に白い、レースのヒラヒラがいっぱいついたエプロン。そして、ふわっ、と出ているスカート。その裾からは、たくさんのレースのヒラヒラが出ており、膝よりも上で、前かがみになれば見えそうなぐらいだった。  

「サ・・・・クヤ・・・・どうしたの??」  

「・・・・・レイヤさん・・・・・・」  

「何・・・・??」

少しためらった後に、サクヤはレイヤをベットに押し倒しながら  

「レイヤさん可愛いですぅ〜〜〜〜〜〜〜」

と叫んだ。同時に、  

「ちょっ!!!サクヤ・・・・・」

とレイヤは叫ぼうとしたが、唇を塞がれてしまった。

 

ゆっくりと口の中を愛撫する舌に翻弄され、レイヤは、もう抵抗の意思を見せなかった。

だが、レイヤが体の力を抜くと、サクヤは凄い勢いでレイヤの両腕を上にやり、 何処から入手したのだ、と疑問になるような手錠をレイヤの手首にかけた。いまだに重なっていた唇を離し、

「サ・・・クヤ・・・・・これはどういうこと・・・・」

息を乱しながら、レイヤは言う。サクヤの目をにらめつけながら。だけど、サクヤは ニッコリと笑い、  

「やっぱ、メイドさんといえば、ご主人様と奴隷でしょ♪」  

「なっ・・・・・」

抵抗するまもなく、サクヤの手が、レイヤの身体の一番敏感なところに触れた。レイヤの身体がビクッと振るえた。サクヤの左手はレイヤの両手を戒め、唇は首筋を強く吸い、右手は秘所に触れていた。レイヤの理性は快感に囚われ、もう何も考えられなくなっていた。そして、サクヤの唇がレイヤのそれをふさいだ。涙で潤んだ瞳でサクヤのそれを受け入れた。  

いきなり、スカートを上げ、レイヤの敏感な部分に唇を沿わした。

「あっ・・・・・ん・・・・・」

声を必死で抑えているので、その声は官能的だった。  

しばらくその行為をサクヤは続けていると、甘い声と共にレイヤは達した。それでも愛撫を止めないサクヤにレイヤは、絶頂を迎えたばかりの喘ぎと共にサクヤに訴えた。  

「サ・・・・・クヤ・・・お願が・・・もう・・・・・・」  

「違いますよ、レイヤさん。“ご主人様”って言ってくれないと入れませんよ」

と言い、またレイヤ自身に唇をそわした。

甘い喘ぎ声で聞き取れないぐらいの声で、 レイヤは、  

「いやぁ・・・・・・・・んっ・・・・・・・もう・・・・・許してぇ」

大粒の涙を流しながら、レイヤは訴えた。それでもサクヤは愛撫を止めなかった。  

「レイヤさん、欲しいんでしょ・・・・・」

「いや・・・・・言わないで・・・・・・・おねが・・・・・ご・・・・・っ主人様・・・・・もう・・・・」

クスッ、と泣きながら訴えているレイヤを見下ろしてサクヤは微笑むと、レイヤの足を大きく開かせて、自分のモノをレイヤの中に入れた。  

「ひゃ・・・・・・あ・・・・・んっ・・・・・・あぅ・・・・」

今まで焦らされてきた分もあって、レイヤはその快感に悶え苦しんだ。荒い息と、 ベットの軋む音。擦れる時に発する甘い音。ただそれだけが部屋に響いた。  

 

 

ゆっくりと目を開けたレイヤは、隣に寝ていた者を見た。幸せそうに寝ているサクヤを見てレイヤは、なんだか優しい気持ちになってきた。でも、なんかむらむらとこみ上げてきた怒りに任せ、サクヤの頬を優しく抓りながら、  

「どうしていっつもいっつも許しちゃうんだろう・・・・・・・」

と小さな声で言いながら、サクヤの唇にそっと自分のを当てた。触れるだけの甘い、 甘いキス。そのときに一陣の風が吹いた。二人の頭をなでるかのように。  

空は青く青く、澄み切っていた。