幻と現実







「リーフさん…?」


ギクっと罰が悪そうに反応するリーフ。

「…え、あ……。」

その答え方は、いかにも何かを隠してる反応だった。
起きたなら、外せばいいシーツなのに、まだ全身を覆い尽くしていた。

「そんな所に突っ立ってないで、こっちに来たらどうです?」

「えぇ…えっと……」

シーツをギュっと掴んで離す様子はない。
僕が不審に思い、近づくと

「こ…来ないで!!!!!!!!!」

顔を思い切り赤らめて、精一杯拒絶した。

「どうしたんですか?」

質問に顔は益々赤くなり、震える声で言った。

「言ったら笑われる…」

「笑いません」

「…言ったら嫌われる…」

「それは絶対有り得ません。」

不安な表情で、意を決して言った。
声はさっきと同じで震えてたが。

「…………さっき起きたら、」

「はい。」

「こんな事に……。」

羞恥心で口では言えず、恐る恐るシーツを剥いだ。

「………リーフさん、一体どんな夢見たんですか?」

「…何も見てない。起きたらこーなってたんだ…。
朝迄どうしたら良いのかなぁ…」

「……僕が手伝ってあげますよ。」











舌で無理やり口をこじ開け、僕とリーフさんの舌が絡まった。
「ふ…ぅ…。」

更に強く舌を動かして、深く口内に入った。

「ふ…フゲン…。」

「大丈夫です、僕に任せて下さい」

そう僕が言ったので安心したのか、リーフさんは両腕を僕の首に回した。

「ん…くっ…」

リーフさんの唇の端から唾液が流れた。
と同時に、心拍が早くなり体温が上昇するのが伝わってきた。
舌を首からだんだん下に下げて脇腹辺りに移すと、

「あッ……。」

いつもとは違う声で、女みたいな甲高く甘い声で喘いだ。
前にした時は首筋が弱いって知ったけど、
ここも弱かったんだ…。

「やッ…そこ、ヤ、ダッ…!」

「リーフさん、本当は気持ち良いんでしょ?」

「ち…違ッ……」

否定する場所を、さっきより深く強く舌でなぞった。
時には跡を残しながら――。

「いッ…!ヤダッ……ってんのに…。」

より躰は反応し、リーフさんの息遣いが荒くなってきた。
気付けばリーフさんは躰全体を僕に預けていた。
何でこんな時だけ素直になるんだろ…。

そう考え乍ら、リーフさんのモノを口に入れる。
入れた途端にリーフさんの顔が紅潮して、フルフルと首を横に振る。

「あ…、ダ、ダメだよ…。そん……汚ッ…!」

そう否定するリーフさんと躰は対照的で、躰は快感で包まれていた。
両脚は僕の肩にかかっているし、腰も段々上がってきて、
モノは、白い液体がトロトロと蕩け出している。
僕ももう限界だ。

「リーフさん」

耳元で囁く様に、涙目になってるリーフさんのモノに自分の欲望を入れた。
突然の痛みに躰が電撃に貫かれたかの様。
頭の先から足の爪先迄駆け巡った感覚で、
足に力が入らなかった。



「あ…あぁッ!い、いた…いたい…よッ…!」

下半身の力を抜いてくれてるお陰で、そのまま締め付けられる事はなく
そのまま腰を動かして、出したり入れたりを繰り返した。

「フ…ゲッ…。あ、あぁ…もぅッ…!」

ぎゅっと、さっきよりも強い力で手に力を入れて来た。
僕のモノももう限界に近い。

「リーフさん、いきますよ…?」

躰と意識が快感に襲われてる中、何とか恥ずかしげにコクンと頷いた。
そして、僕のモノはリーフさんの中に、
リーフさんのモノは僕の腹にとそれぞれ欲望を解き放った。















「リーフさん、怒ってます?」

「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜……。」

まさか、こんな事されるとは思ってなかったんだろう。
恥ずかしいのか、あれからずっと黙ったままだ。

「…質問していいですか〜?」

「…………何?」

「ホントは夢見たんでしょ?どんな夢みたんですか?」

『夢』の言葉にカッと顔を赤らめたリーフさんは、
包まってたシーツを更にギュっと寄せるようにして、
俯きながら、ぼそぼそと答えた。

「……ホントに何も見てないよ…。」

その言葉を言う前に、鼻がピクリと動いた。
何か質問をして、その答えで鼻が動いたという事は、
嘘をついてる証拠。
リーフさんは、このクセに気付いてないみたいだけど、
僕は少し前から知っていた。
前にグレミオさんに怒られた時、鼻が動いて
嘘をおっしゃらないで下さい!
と、グレミオさんが注意したのを偶然見てたから。

「…嘘ついたってダメですよ?」
僕は探りを入れる様に言った。

「う、嘘なんて……。
い、言っても僕の事変な目できっと見るから…
や、約束して?
絶対嫌わないって、
絶対笑わないって…。」

「絶対に約束します。」

これを聞いて少しは安心したのか、笑顔が見られた。
グレミオやクレオやパーンには内緒だからねと、
照れながら囁きながら、そして涙目になりながら教えてくれた。

「ホントは見たんだ、夢を…。
そ、その…フゲンとしてる夢を……。
起きたらあんなのになってて、夢と同じ事をフゲンにやられて…。」


しどろもどろに話してくれるリーフさんが可愛くって。
この顔を見ると、この声を聞くだけで幸せな気分になるなんて、
僕は相当リーフさんが大好きなんだと改めて実感した。

そして、何よりも嬉しかったのはリーフさんが夢に見てくれる迄、
僕の事を好いてくれてるって事。
そんなリーフさんにお礼がしたくて、
額に軽くキスをした。


もう朝方だけど、このまま2人で居たいから、
この余韻に浸りたいから、

鍵を二重に掛けカーテンを閉め、僕のベッドで手を繋ぎながら
夢の中へ入っていった。
2人で同じ夢を見れます様にと願いを込めて…。









<END>





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やっと念願の主坊の裏小説が書けました――ッ!
書いてて物凄く緊張しました///
もうドキドキです==;
何回集中力が切れた事か…。

いつも御世話になってる海月様に献上もしました^^;
海月さん、こんなので宜しかったら、お受け取り下さいm(__)m



頂きました。(死)

いや〜んvっていうか、久しぶりの裏頂き物でしたー!>時期ネタは止めた方が…;

というか…鼻血でした。

リーフさんか〜〜わ〜〜〜い〜〜〜v(悶え)

2主の気持ちが最近良くわかる今日この頃でした…(死亡)

やなせ様!鼻血物のロマン(!?;)をありがとうございます!!