ある日、カイルが寝ていると――――…

 

「そ〜っと…そ〜…」

不穏な気配に目を覚まされた。

 

 

 

「…カナタ、」

「はいv 何ですか☆」

「…何、それ?」

カイルが目を覚まして、最初に見た物はと言うと、まず身体の上にのしかかっているカナタの姿と――――

 

「首輪ですけど?」

 

そう、首輪だった。

しかも、今にもカイルの首につけようとしている。

「何で?」

「付けてみたら可愛いと思ったからですっ♪」

断言された。

しかも、じりじりとその首輪はカイルの目前まで迫って来ていたりする。

………カイルは不安で一杯になった。(ついでに冷や汗まで出て来る。)

「やめ…っ!;」

「大丈夫です!!調教とかはやりませんからっ!」

「!!!!!;(当たり前!)」

「『ご主人様』とか呼んでもらおうとかって思ってませんからっ!!」

「今それ本当にマズイから!!;」

「監禁はちょっとしちゃうかもですケドッ!!」

「!!!!!;(否ッ!)」

 

 

…カイルの声にならない悲鳴が、夜中の本拠地に響き渡ったと言う…。(でも誰も助けに来なかった。)